日本人の早期パーキンソン病患者さんを対象としたラサギリンメシル酸塩の国内臨床第3相試験結果が発表されたそうです!
 
ラサギリンとは
 
イスラエルに本社があるテバ社により開発されたパーキンソン病治療薬です。欧州や米国をはじめとする世界40ヵ国以上で販売されています。
 
ラサギリンは、ドーパミンの分解酵素であるモノアミン酸化酵素B(MAO-B)の働きを阻害することによって、脳内のドーパミン濃度を高め、本疾患に特徴的な運動症状などを改善する薬剤であり、パーキンソン病の早期段階での単独療法に加え、進行期における併用療法にも用いられています。

 

この薬は、テバ社により2005年にイスラエルと欧州で最初の承認を得ており、日本においては、製造販売承認取得に向けて、現在、武田薬品工業株式会社による開発が進められています。
 
 

順天堂大学大学院医学研究科 神経学教授である服部 信孝 医師は、以下のように述べています。

「本学会発表の筆頭著者として、本試験により、ラサギリンで早期パーキンソン病の運動症状に有効性が示されたことはパーキンソン病患者さんにとって恩恵があると期待されます。

今回の治験ではMDS-UPDRSで有効性が示されたことも重要と考えています。

本試験の結果は、既に世界55カ国で承認され、多くの知見を得ているMAO-B阻害薬であるラサギリンの有効性、安全性について証明されたものであり、パーキンソン病患者さんにとって有用であると考えています」

 
以下は、詳しい記事です。
 
 
 
 
ラサギリン=ラサジリン
 
 
こんな薬があったなんて知りませんでした。
 
副作用が気になるところですがキョロキョロ
 
ドーパミンの分解酵素であるモノアミン酸化酵素B(MAO-B)の働きを阻害することにより、脳内のドーパミン濃度を高めるというのは、新しいアプローチですね音譜
 
日本において、2014年3月にテバ社と開発・販売に関する契約が締結され、2017年6月に厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと書かれいるので、日本で承認されるまで、もう少しという感じなのでしょうか?
 
薬が承認されたら、担当医師に聞いてみようと思います。

 

また来て頂けたら、嬉しいですラブラブ