「口から食べれない」「食べたらごえんするのに、自動販売機でジュースを買おうとしている」「どうにかして下さい」と某施設ケアマネからの困りごと依頼。Sさんに初回アセスで初顔合わせ。おかしいな考えはどっちかな?(心の中の声)

お会いして「この方食べれる」と直感で感じます。そこからは、周りにどう理解してもらい、協力体制をどんな感じで作ろうか。リハビリしながら、同時に進める。それが一番大事なポイント。

半年後、胃に開けた穴にチューブで栄養を入れる必要がなくなりました。口から好きなように食べられるようになったからです。最終ゴールは、不満蓄積の施設から卒業して自宅へ復帰すること。おかしなケアマネ?=病気で食べられなくなった方々、「一生食べられない訳ではないんだよね。」「いっぱい食べられるようになる人もいれば」「好きな物だけ食べられるようになる人」「ご飯1杯食べられる人もいればスプーン数口の人」「お水だけは飲める人」もいる。どんな食べ方しようがみーんな共通してる。本人が「食べたいから食べてるんだよね。」それを支援するのが私の仕事。

半年後、電話でお話した時「常に可能性を広げてくれたから希望を持って頑張れた」そう話してくれました。ありがたや〜。Sさんは、太陽みたいな人でした。