季節の変わり目はヘルペスにご注意を!! | 性病検査・性病の症状を現役スタッフが詳しく解説します

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性病科に務める現役スタッフだからこそ分かる
性病検査の種類や対処方法など詳しく解説していきます。

性病に関する正しい知識・情報を出来る限り発信していきます。

こんにちは。

性病検査マスターのランドリーです。

来週から気温が常時30度近くになるそうです。
これから蒸し暑いが続くかと思うと。。。ショック!

気温の変化は体調にも現れてきやすいですよね。

季節の変わり目はヘルペスの症状が出やすいので
気をつけてください。


ヘルペスについては以前記事にアップしたので、
ご参考ください。

コチラへ

ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス(1型・2型)
を病原とする性病の一つです。

1型は口唇ヘルペスで、2型は性器ヘルペスです。

しかし、最近はオーラルセックスの波及と共に、
口唇から2型、性器から1型が検出されるようになり、
明確に区別する意義は少なくなってきました。

検査方法は血清による抗体検査になります。

※血清(けっせい)とは、血液を放置すると、
血がだんだんかたまり、血餅(けっぺい)というものができます。
そのときに、分離された液体部分のことをいいます。

多くは1・2型のどちらを持っていても反応する
血液検査となっております(CF法など)

1型か2型を区別できる検査方法もあります(NT法等)

ヘルペスウィルスは一度感染すると、
完全に消滅することは無く、体に残ります。


免疫能力の低下などに伴って
ヘルペスウイルスが活性化して再発し、
口唇や性器に痛みや水疱、腫瘍などの症状が出ます。

結果でヘルペス陽性であれば、口唇又は性器にヘルペスが存在し、
症状のある時は高率で相手に感染させる可能性がある事を意味します。

ただ、症状の無い時であれば、感染させる可能性は低く、
殆ど心配はありません。

また、このウィルスを持っているだけで症状がない人は、
特に全身に影響を与える事はなく、治療も必要ありません。

約8割の方が、ヘルペの再発の前に予兆を感じているようです。
人によって違いますが、よくみられる予兆としては、
「患部のムズムズ・ヒリヒリ」、「軽い痒み」
などが挙げられます。

季節の変わり目にそのような症状が出る方も多いので、
気を付けてください。

そのような症状が出たら早めに病院に行き治療
されてください。

治療が早ければ早いほど軽い症状に抑えることができます。
再発そのものを抑える治療法もあります。

「いつもの感じが違うかなと」思ったら、
できるだけ早く受診するようにしましょう。

まずその前に自分がヘルペス抗体をもっているか、
検査して確認することから始めてみませんか。