離任式いってきた後昼食をとった某ファミレス店で食後の余韻を楽しんでいた時のことだった。
「プリクラってぶれないよな」
かなちんか私のどちらかのせりふからその挑戦は始まった。
プリクラはぶれない。
今までシャッターを切る直前にポーズを変えても、喋りながらとっても、出来上がる写真はしっかり静止していた。
普段カメラでぶれるのはいとも簡単である。
少し手が安定しなかったり、被写体が反復横跳びでもすればよくわからない肌色の物体と化すのだ。
それが何故プリクラでは不可能なのか。
「ぶれにいこう」
今までの常識を覆しに二人は立ち上がった。
数あるプリ機から全身が映るものを選んだ。
作戦はこうだ。
まずは体を前に折る
そしてシャッターをきるカウントダウンの1で頭をあげる
所詮カメラだから被写体が激しく動いていればしっかり捉えることはできまい。
そうたかをくくり(漢字わかんない)作戦を実行した。
失敗だ。
もう一枚ぐらいこの方法で試してみたが失敗だったので手法を変えてみた。
もう常に激しく上半身を折ったり伸ばしたりすりゃいいんじゃね?
狭い箱の中二人、黙って上半身を折ったり伸ばしたりした。
すると突然頭を振りながらふらふら前に移動するかなちん。
奇妙なその動きに笑いをこらえられず笑いながら上半身を折ったり伸ばしたりする私。
そんな二人なんてお構い無しにカウントダウンをするプリ機。
やっぱりぶれられなかった。
最後の別々の撮影。
個々に激しく動いた。
成功である。
かなちんはしっかり原型をとどめているが、見事に私はよくわからない肌色の物体と化している。
てか、あんだけ激しく動いてたのになんでカメラ目線なんだ、かなちんよ。
結果
本気で立ったりしゃがんだりすればプリクラはぶれる
自身らの常識を覆すことができたので、
最後は仲良くお別れ
むぎゅっ





