【ツイート①】

記事[専門家「接種時、力抜いて」 緊張で失神恐れ 高齢者向け本格化・コロナワクチン](https://news.yahoo.co.jp/articles/e466db57280db9b4f12cbbd34cb6b3c7b60747ed)

《「注射時のストレスで失神する『血管迷走神経反射』にも注意が必要だ」と専門家。これは、緊張や恐怖により、心臓や血管の動きを調整する副交感神経が過剰に働いて心臓の動きが弱くなり、脳への血流が減少する現象。ホラー映画やお化け屋敷で失神するのと同じで、立ちくらみのように倒れ怪我をする恐れもある。接種直後が多く若い痩せ形の女性で起きやすいという。》

以前私が担任していた感覚過敏である自閉症の子供は、注射の際、顔がこわばり絶対に針を刺させませんでした。これは5人に1人いるとされる感覚過敏のHSC(Highly Sensitive Child)も同じで、自分が嫌な事を「ちょっとぐらい我慢しなさい」等と強制させられるのは耐え難い苦痛であり、このストレスを溜め込みとあ、後で親に対して感情を爆発させる可能性も少なくありません。以前も紹介しましたが、「どうせ子供だから」という親の腹づもりを敏感に見抜くような“高い共感性”を持つHSCには、“職場の同僚”と同じように、一つの独立した人格として尊重して接することが大切です。同僚には「嫌なことを無理強いする」ようなことはしませんよね。

 因みに、HSCの提唱者であり、ご自身もHSP(HSCの大人版)であるアーロン博士は、子供の頃、親戚が集まった時に全員を相手にやりたくもない手遊びを無理矢理させられたことを今でも「苦痛だった」と自身の著書で振り返っています。


【ツイート②】

《(ある番組で紹介された事例)ある子供が母親から「部屋の片付けをしなさいよ」と言われたところ、「僕は普段からお母さんの苦手なことを我慢して何も言わないでいるのだから、お母さんも僕に言わないで」と返した。》

→このように、子供らしからぬ大人びた発言をするのはHSCによく見られる特徴です。口の利き方は大人びていますが、中身は感覚過敏の子供ですから、このような時に「子供のくせに生意気な」等と思って反撃するのは、そのまま感覚過敏の心に突き刺さるので避けるべきです。また、HSCの言うことは筋が通っていることが多いですから、先ずは「あなたの言う通りだね」と母性の働きによって受け止めたほうが良いと思います。

 上記の記事では、子供が交換条件を出して注意を免れようとしているのですから、子供が問題を抱えているケースと判断できます。ですからが、先ずは「あなたの言う通り」と母性で受け止める対応は正解です。一方で、単なる親子間のやりとりでのことですから、問題はそれ程深刻ではないケース(下記「②-A」)と考えられます。即ち、母性によって受け止めた後には、「でも、お互いに気がついた時は遠慮しないで教え合うようにしようね」等と父性の働きによって指導すると良いでしょう。


【ツイート③】

記事[【サポうさ】HELP MY MOM 子どもをあやしながら世話ができるウサギ型の用具! ウサギが歯みがきや離乳食などの食事を手伝ってくれるアイデア商品~NHKまちかど情報室2021514日〜]【サポうさ】HELP MY MOM 指にはめて子どもの注意を引くことができるうさぎのグッズ! 子供をあやしながら世話ができるウサギ型の用具! ウサギが歯みがきや離乳食などの食事を手伝ってくれるアイデア商品~NHKまちかど情報室2021年5月14日〜2021年5月14日 NHKまちかど情報室にてテレビ放送されオススメされた商品テーマは「子育てサポートします」~授乳や食事などの助けになるアイデア~HELP MY MOM指にはめて子どもの注意を引くことができるうさぎのグッズ【サポうさ】ウサギが手伝ってくれるように見えるアイデア子育てグッズです!食事を手伝ってくれたり~歯みがきを手伝ってくれたりするようにお子…リンクmatikad.blog.fc2.com


《子どもをあやしながら世話ができるウサギ型の用具「サポうさ」。ウサギが手伝ってくれるように見えるアイデア子育てグッズです。




お子さんには、食事を手伝ってくれたり、歯みがきを手伝ってくれたりするように見えるので便利です!》

まるでウサギさんが自分の手伝いをするように見えるだけで「イヤイヤ」が減るそうです!

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【ツイート④】

記事[23歳から23年間精神科に入院、履歴書に書く職歴なく「それでも、働きたい」53歳で叶えた「夢」](https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f877bb9160fe71719f40942ff8e60b7cdbcad6)

23歳から23年間、精神病院に入院し、現在は90歳の母親と二人暮らしをしている男性。実習を経て、神戸市長田区の「野瀬病院」に正式採用が決まった。それから2年余り。男性は今も週4日、朝9時から12時までのパートタイムで働く。病院では男性らの仕事の「場所」と「作業内容」が一目で分かるよう、作業項目に番号をつけた一覧表を作成。そして、毎日の作業予定表にその番号を書く。例えば、「1011時①東階段清掃(手すり・扉・防火扉・電気の枠・ほこり)②西階段清掃(同)」というように。》

→ 「場所」と「作業内容」が一目で分かる様にする工夫(TEACCHプログラム」の「環境の構造化」)から考えてこの男性は自閉症者なのだろうと思います。その方が長く精神病院に入院していたと聞くと「自閉症=悪」というイメージを抱く方もいるかも知れませんが決してそうではありません。精神病院に入院せざるをえなくなったのは、適切な配慮がなされなかったために起きた二次的な症状のためなのです。

「いつ、どこで、何を」がはっきり分かるような工夫をすれば、自閉症者は健常者以上の集中力で作業に取り組むことができます。


【ツイート⑤】

記事[かんしゃくを起こすと、何を言っても聞き入れない5歳娘。落ち着かせるための対処法とは?【小川大介先生の子育てよろず相談室】](https://news.yahoo.co.jp/articles/005c61b32f5bf84cc2ef0c6e8bd4f585f2764999)

《【相談】5歳の娘が、最近よくかんしゃくを起こすようになりました。先日も、保育園の先生に「鬼滅の刃」のキャラクターの絵を描いてもらったのが嬉しかったようで、自分でも描きたいと思ったようなのですが、うまく描くことができずに爆発。描いていた紙を何枚もグシャグシャっとして投げつけていました。私が気づいて声をかけた時は、結構怒って興奮している状態で、私が何を言っても聞く耳を持ちません。

【回答】キーワードは、『笑顔・体温・言葉』の原則。まずはこちらが笑顔でいることです。そして、お子さんに近寄って行き、手を触れたり、背中をなでたり、ギュっとしたりなど、体温を加えてあげること。質問したり、言い聞かせたりするのではなく、ただ横にいて「そうか、そうか」と、受け止めてあげることが大切です。そして落ち着いたら、そこで初めて言葉を使う意味があります。この『笑顔・体温・言葉』の順序を守ることが、接し方の基本です。》

→ここで言う「体温」とはいわゆるスキンシップです。この支援は「笑顔」と共に「安心7支援」によるもので、子供の気持ちを受け止めてあげる母性の行為です。

 つまり、うまく返事が書けなくてかんしゃくを起こしている子供は、間違いなく安心感が欠如し問題を抱える「②不安場面」(下記「子育ての基本の整理」参照)にいると考えられます。ですから、「言い聞かせる」という父性による指導を行う前に、「うまく書けなくて悔しかったんだね」等と子供の気持ちに共感しながら抱きしめる等の母性の働きを施してやる必要があるのです。


 上記では「落ち着いたら、そこで初めて言葉を使う」とありますが、「そうか、そうか」という言葉は落ち着かせるための支援ですから、この「言葉」というのは、「落ち着いてもう一度書いてごらん」等の子供を指導する父性の働きにあたるものと解釈できます。しかし、かんしゃくを起こしているような場合はその時気持ちをすぐに立て直せるような状態ではなく、深刻な問題を抱えていると考えられます。つまり私はこの場面では、母性の働きの後に、子供を指導する父性の働きはするべきではなく、子供の「自己回復力」を待つべきだと考えます。(上記「②-B」)

 ただし、下の絵が透けて見えるような薄い紙を与えてそれをなぞらせる等の、上手く書くための補助的な手段を用意できるのであれば再挑戦させても良いでしょう。この方法は、上手に描ける人が頭の中で元になる絵をイメージする作業を省略してくれるもので、そのイメージ通りになぞる作業だけをさせる、いわばスモールステップによる支援です。子供の活動内容に合わせてどんなスモールステップ化ができるかを考えるのは親の腕の見せ所だと思います。


【ツイート⑥】

記事[コロナ禍・ストレスで「子どもの便秘」急増中!毎日トイレに行っていても要注意なワケ&親ができること]コロナ禍・ストレスで「子どもの便秘」急増中!毎日トイレに行っていても要注意なワケ&親ができること新学期が始まってしばらく経ち、そろそろ子どもの緊張がとけてきた頃。でも、体はまだ本調子ではないかもしれません。子どもが最近「便秘がち」という家庭もあるのではない...リンクnews.goo.ne.jp


《「『新生活の緊張』『学校のトイレに慣れない・恥ずかしい』『登校前にトイレに行く余裕がない』といった原因がさらに便秘を悪化させてしまう場合がありますので、便秘が気になる場合は、今のうちに対策をしておく必要があるでしょう」「子供が便秘であっても、本人はなかなか自己申告できないため、特に低学年のうちは、親が排便の変化に気付いてあげる必要があります。」「まずは、朝食をしっかり摂ること。そして、朝、トイレに行く時間をきちんと確保すること。そのためにも、夜ふかしや寝坊は厳禁。」と小児科専門医の杉原桂先生》

→「学校で大便をしたくなっても、友達にからかわれたりいじめられたりするのではないかと思ってトイレに行けない」

このような悩みは子供の健全な学校生活の大変大きな妨げになります。そのためにも、まずは朝食とその後のトイレの習慣付けが大切になるでしょう。

 子供の頃にこういう習慣を身に付けていないと、一人暮らしを始めるようになってからとても困ることがあります。恥ずかしながら私もそうでした。「便秘なんて自分には関係ない」と思っていたら、ある日、腹部に原因不明の圧迫感と痛烈な痛みを覚えました。それまで一度も経験したことがない症状だったので、慌てて救急車を呼んでしまったほどでした。病院で先生から言われたのは「重度の便秘ですね」との一言でした(💦)。

 それ以後は、毎日朝食時にヨーグルトを食べ、食後に排便の習慣をつけました。普段は“ずぼら”だったのに、痛い目にあうとその後は人一倍徹底する、というこの「0か100か」ぶりは、感覚敏感タイプの特徴でもあります。