【ツイート①】

記事[子どもの自殺「コロナで深刻、SOSを受け止めて」 不登校新聞がGW明けの増加を懸念](https://news.yahoo.co.jp/articles/24e93e11042292f94c78ce97c8cdd072ec2f55ab)

《子どもは例年5月の連休明けに、体調を崩しがちになり「心にたまったSOS」を発信する傾向にあり、不登校や激しい自傷行為につながるケースがあるという。

 5月の「ストレスサイン」として、下のような行動がみられる。

・連休後に体調を崩しやすくなる。

・運動会などの学校行事後に登校できない。

・手洗いやお風呂に何度も入るなどこだわりが強くなる。

「不登校新聞」編集長の石井志昴さんは、コロナの影響は子どもの体だけでなく、心にも深刻な影響を与えていると話す。「今年はより多くの子どもからSOSが出てくるものと思われます」と注意を呼びかけた。》

それまでの「安心7支援」による安心感貯金が重要になります。この支援は、子供に対して様々な肯定的なメッセージを送る愛情行為です。

 例えば、「スキンシップ」は子供に「あなたのことが大好き」というメッセージ(以下同)、「見る」は「あなたに関心がある」、「微笑む」と「褒める」は「あなたのことを良い子だと思っている」、「聞く」は「あなたの気持ちを受け入れている」、「穏やかに話す」は「あなたを攻撃しない」、「いつも同じ」は「あなたへの愛情は変わらない」というメッセージです。

 特に外部刺激に敏感に反応し、褒める言葉さえも過剰に受け止め負担に感じてしまうHSCの子供にとっては、これらの肯定的なメッセージ(過剰な褒め行為は除く)によって存在自体を認め、安心感を与えてあげることがとても大切になります。


【ツイート②】

記事[421日は救助死した夫の命日 妻は語った「家族にとっては、美談じゃない」](https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210421-00232461/)

《溺れている人を助けようと水に飛び込み、自らの命を失う救助死。今から9年前に夫を亡くした女性は「家族にとって、救助死は美談じゃない」と訴える。溺れている人の命は当然大切だ。でも、救助に飛び込む人の命も大切なのだ。

 他人から見れば、子供を救助しようとして命を捧げた人かもしれないけれども、家族からしてみれば「なんで、そんなことをしたの。」》

→ 子供の場合は「事故を発見したら、自分で何とかしようと思わず、すぐに近くにいる大人に助けを求める」と指導するのが良いとおもいます。

 一方、大人はどうするべきでしょうか。この記事を読む限り、私はたとえ大人であっても、自分自身が水に入って助ける事はリスクが大きすぎると思います。最善の策は、溺れた人が掴まれる何かを探して投げ入れることではないでしょうか。


【ツイート③】

記事[ペットみたい「子供用ハーネス」巡りネット激論、トレンド入り 加藤浩次「親の使い方次第」](https://news.yahoo.co.jp/articles/8eaf3efdf7842edc60f15c1a7c83ad85d1db8bcc)

《番組では子供用ハーネスの使用の賛否を問う漫画をSNSに投稿した人が「ハーネスは虐待」など非難のメッセージを複数受け取ったことを紹介。また、使用に抵抗がある人は「ペットのリードみたい」と見た目を理由に、抵抗がない人は交通事故を恐れ、安全面から使用していると双方の意見も並べて示した。》


「交通事故を恐れ、安全面から使用している」との意見がありました。

 ただ、この方法は、子供が自分の意思をコントロールして行動抑制するのではないため、その子の成長という面を考えた場合、疑問符がつくかも知れません。

 私も現職の頃、発達障害のために行動を自制するのが極端に苦手な子供達を指導したことがありました。中でも、新入学児で「この子は絶対集団登校は無理だろう」と言われるくらい頻繁に飛び出しをする子供の集団登校指導をしたこともありました。

 初めは私が手を繋いで「走り出さなかったら合格だよ」という目標を与えて歩きながら「守れてるね。えらいね」等とこまめに褒めながら歩きました。次の日は、手は繋がずに、私が車側に並んで立って歩いて同じ目標を与えて褒めながら歩きました。その次の日は、私がすぐ後ろを歩いて褒めながら。次の日は、1人間に他の子供を挟んで歩きながら

 こうして言わばスモールステップで少しずつ指導したところ、最後には私がいなくても安全に集団登校ができるようになりました。子供にとって無理のない課題を与えて褒める支援を続ければ、子供はきっと出来るようになると私は思っています。


【ツイート④】

記事[「バカ」「死ね」子どもが汚い言葉遣いを覚えたらどうしたらいい?](https://news.yahoo.co.jp/articles/0ba96cd9233783cc3afc4049f1c4bb3070de7c62)

《「最近は『うっせぇわ』(Ado)という曲が流行っていますが、家庭で楽しんでいる限りにおいて、あの曲を許容するかどうかは親の裁量。ただ、基準がどこにあるのか、子どもはきちんと分かっているもの。『やめて!』と反応すればするほど反発しますから、公共の場所でなければ大らかに、スルッと受け流すほうがよいのではないでしょうか」と専門家》

この「スルッと受け流す」対応。単にごまかすものではなく、心理学で「消去」と呼ばれる対応と考えられます。

 子供の望ましくない言動に対して「やめて」という反応を示すと、子供に安心感が不足しているようだと、「親から注目を受けれた」と捉えてしまい、かえってその言動が増える場合があります。そこで、敢えて何も反応を返さないことによって、子供の言動を増やさないという手法です。子供からすれば、相手の反応が返ってこなければつまらないのでその言動を止める、といったところでしょうか。

 HSC(Highly Sensitive Child) =「人一倍敏感な子」の提唱者アーロン博士は、自身の著書の中で「子供の望ましくない行為に対しては、あえて『同調(親が子供の気持ちを理解して共感している事を子供に伝えること)』しないことで、どのような感情なら受け入れられ、どのような感情は受け入れられないのかを知らせることも子供にとっての学びである」と指摘しています。特に親の言葉に大きく振り回されがちなHSCの子供にとっては、この“無言の教え”によって自分自身で判断する方が、良い結果をもたらすのではないでしょうか。


【ツイート⑤】

記事[いじめのピークは小学校2年生 低学年ほど注意を](https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiishiko/20210417-00232852/)

《現在のいじめ件数のピークは小学校2年生。さらに言えば学年別のトップ3は小学校1年生から小学校3年生が占めるなど、いじめの低年齢化は顕著。

 西野博之さん(フリースペースたまりば代表)は、低学年のいじめが増えたのは子供の性格が悪くなったわけではなく「小さい頃からストレスを貯めこむ子が増えたから」と指摘。その背景にあるのが早期教育。幼稚園や保育園の頃から、学校に適応するための教育が盛んになり、手遅れにならないようにと習い事を掛け持ちする子が増えてきた。早期教育自体は、以前からも言われていたことだが、ここ最近は特に教育の前倒しが進んでおり、西野さんは「子供達の生きづらさはピークに達している」と言う。》

〜特に幼児後期(35)は探検ごっこやお絵かき等の子供の主体性に任せた活動によって「積極性」を養うべき時期に、「早期教育」と称して半強制的に習い事をさせると、このような問題が生じることがあります。本来の子供の発達段階に沿った子育てが重要です。

 因みに「勤勉性」を養うのは、学童期(612)になってからです。


【ツイート⑥】

記事[あがり症の自分にうんざりしたときに読みたい、200万いいね! を集めたシンプルな言葉]あがり症の自分にうんざりしたときに読みたい、200万いいね! を集めたシンプルな言葉(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース「人とうまく距離がとれない……」「気づかいしすぎて疲れてしまう……」「言いたいことがうまく言えない……」そんな人間関係の悩みを抱える人たちに向けて、シンプルながらも心に深く突き刺さる言葉をリンクnews.yahoo.co.jp


《「自分に自信がなく、人とうまく話せません。特に、職場で意見を言うときは異常に緊張してしまいます。そのせいか声も小さくなりがちで、聞き返されることがしばしばです。」との悩み》

→このような感覚敏感タイプの人は、パフォーマンスの準備をしっかりしないと安心して行動できません。一方、そうでない人はそこまで準備しなくても行動できます。

 つまり、準備にかかる労力は感覚敏感タイプの人の方が大きいですが、実際のパフォーマンスの質は感覚敏感タイプの人の方が高いのです。

 特に同タイプの子供達には、ネガティブな面よりもポジティブな面に目を向けさせて、自信を持たせたいものです。例えば、今のコロナ禍でも感覚敏感タイプの“心配性”は感染対策に有効に働きます。