【ツイート①】

記事「親のスマホ&タブレット依存で親子関係が崩壊! 大切なのは子どもと向き合う時間



「授乳中に赤ちゃんの目ではなくスマホを見たり子供の話しかけに上の空になったりすると多動障害や情緒不安定を招いたり等の愛着障害に陥りやすい。母親自身は育児放棄をしたつもりはないので自覚しにくく誰でも軽度のスマホネグレクトに繋がりやすい」と精神医学博士岡田氏。

0~6才までの成長期に子供が母親を見ているのに視線を合わせてもらえないスマホネグレクトが続くと、愛着が築かれないため子供の感情をコントロールする力や他者を信頼する力が育たず、幼稚園、保育園、小学校で、すぐに癇癪を起こしたり、地団駄を踏んで泣き叫び続ける」と明治大学諸富氏。

スマホネグレクト」、この言葉は、単なる「子どもを見る」という「安心7支援」の中の行為が、実はどれだけ子どもの人格形成に悪影響を及ぼすかということを警告しています!


【ツイート②】

記事「子どもが学校に行きたがらない!途方に暮れるママに寄せられたアドバイスと相談できる窓口とは

   子どもが学校に行きたがらない、親はどう考え、どんな言葉をかければいいのか?

   この記事では、ある母親の相談に対して他の母親達から寄せられた考えを紹介しています。

   本記事とは別に、過去記事で紹介した岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター・児童精神科部長、精神科医高岡健氏によるアドバイスと私なりの考えを紹介します。https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12412676825.html


【ツイート③】

記事「23歳ホストが仲裁の女性客に頭突き 知人に「音痴」と言われ

「ホストの河上容疑者(23)はカラオケ店で、知人に『音痴』等と言われたことに腹を立て、仲裁に入った女性に頭突きをして顔の骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれている」との報道。

   暴行はどう考えても有り得ませんが、「音痴」という悪口は、身体的特徴を悪く言われるのと同じく耐え難いもの。理由は“努力しても直らない”ことだからです。「本人の名前」も同様。この基準は子供に教えておく必要があると思います。


【ツイート④】

「幼稚園にて。子どもたちに見通しを持たせるための手がかりが一切なく、たくさんの言葉だけで理解させようとする。子どもが理解できないと先生方は声を張り上げる。一緒に巡回した先生が『こういう園って、活気があって良いと言われがちだけど聴覚過敏の子にはしんど過ぎますね』と。本当に。」とのある発達支援の専門家のツイート。

   先生に限らず、「子供達に見通しを持たせるための手がかりが一切なく、たくさんの言葉だけで理解させようとする。子どもが理解できないと声を張り上げる」大人、多いようです。改めて、①「今何をするのか」を短くはっきり伝える、②極力同じ問題解決スタイル、③スモールステップ、④視覚提示、これらの情報提供の手法(=「環境の構造化」⇨「忘れ物ばかりする我が子 〜叱るよりも、まず環境の工夫を!〜」参照)の大切さを感じます。


【ツイート⑤】

   TBS「報道特集」で急増する“墓じまい”の特集。先祖代々続いてきた墓が今途切れる。その殆どが「墓の世話で子供達に迷惑をかけたくない」との理由だと言います。ただ、「先祖代々続いてきた」と言うことは、昔は子が親から墓を継ぐのは当たり前のように行われてきたのだろうと思います。

   これは偏に、特に昨今の世にあって、家族間(ここでは祖父母世代とその子世代)の“絆”が弱くなってきていることの表れではないでしょうか?愛着(愛の絆)不全と診られるのは3割強と言われますが、当然グレーゾーンにあたる人間もいるわけですから、“絆”を重視しない傾向にあるタイプはもっといるでしょうし、何よりも、家族内のモバイル機器の個人化によって愛着崩壊は今も進んでいるとある専門家は指摘しています。

   先の専門家は、現代の“愛着崩壊”現象は、戦後の“核家族”化が急増した頃から始まったと指摘します。特に子ども達にとっては、おじいちゃんやおばあちゃんと接することは、とても大事なことなのだろうと思います。


【ツイート⑥】

記事「白いご飯が好き、黒いひじきが苦手…その「偏食」には理由があるかも!? 発達障害児の育児奮闘記

   同じ発達障害の1つである自閉症スペクトラム障害(ASD)の子供も「想像力の欠落」という先天性の特徴から、自分が食べたことがないものや味が予想できないものに対して強い拒否感を持っています。これを単なる「好き嫌い」と否定して子供に強要すると、子供はパニック状態に陥る場合があります。

   自閉傾向が障害者領域にあるASDの子供でなくとも、「どんな味がするのかを想像できない」のような自閉傾向は誰でも大なり小なり持っているので、「好き嫌い」を厳禁化することは好ましくありません。初めはごく少量だけ食べさせて、どんな味かを分からせる配慮が必要だと思います。そして、それが食べる事ができたら必ず褒めることも忘れずに。