【今回の記事】
【記事の概要】
群馬県太田市で、当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になってから今月7日で21年になるのを前に、警察や家族が情報提供を呼びかけた。
この事件は1996年7月7日、横山ゆかりちゃんが両親と訪れていた太田市内のパチンコ店で行方不明になっているもので、警察は誘拐事件として捜査している。
事件は未解決のまま、発生から21年が経過しようとしているが、2日、市内のショッピングセンターでは、警察やゆかりちゃんの父親の横山保雄さんが重要参考人の男の情報を載せたチラシを配り、改めて情報提供を呼びかけた。
この事件は1996年7月7日、横山ゆかりちゃんが両親と訪れていた太田市内のパチンコ店で行方不明になっているもので、警察は誘拐事件として捜査している。
事件は未解決のまま、発生から21年が経過しようとしているが、2日、市内のショッピングセンターでは、警察やゆかりちゃんの父親の横山保雄さんが重要参考人の男の情報を載せたチラシを配り、改めて情報提供を呼びかけた。
※太田警察署捜査本部
0120-889-324
0276-33-0110
0120-889-324
0276-33-0110
【感想】
当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になってから今月7日で21年になるとのこと。ご両親はさぞご心配だろうと思います。
悔やまれるのは、パチンコ店にゆかりちゃんを連れていかれたことでした。おそらくご両親共にパチンコを打たれていたのだと思いますし、当然ご両親は自分の台に座り続ける状況だったと思います。行方不明になったゆかりちゃんは、ずっとご両親の側には居らず、店内を自由に行動していたのでしょう。その時よからぬ大人がいて幼いゆかりちゃんをさらっていったか、もしくは店外へ出て大人によってトラブルに巻き込まれたか、いずれかの可能性が高いと思われます。警察も誘拐事件として捜査しています。
このように、見知らぬ大人が多数いる場所で、子供から目を離してしまう状況を保護者が作ることはとても危険です。
同じようなことはデパートでも起こり得ます。「買い物が済むまでこのゲーム場で遊んでいなさい」と子供をゲーム場に1人でいさせる親御さんもいるようです。しかし、私の住んでいる自治体では、生徒指導協議会の取り決めで、両親と一緒でなければ子供が1人でゲーム場にいるのは禁止になっています。保護者の目を離れた隙に事件や事故に巻き込まれるのを防ぐ為です。広いショッピングセンターやスーパーにも同様の危険が潜んでいます。
子供を親の目から離してしまうことにはまだデメリットがあります。それは、非行行為に走る危険です。店内には子供の関心を引く品物が溢れています。場合によっては子供が万引きに走らないとも限りません(私は、実際にそういう事例に関わった事があります)。
また、他のお客様の迷惑になる行為も心配です。スーパー等で店内を大きな声で騒いだり走ったり鬼ごっこしたりしている子供を時々見かけます。しかし、近くに保護者の方の姿は見えません。見ず知らずの相手に迷惑をかけて他人の怒りを買い殺人未遂事件に発展したトラブルもありました。
いずれの場合も大切なことは“親と行動を共にさせる事”だと思います。行動を共にしていても止む無く子供とはぐれてしまったという場合は仕方ありませんが、先のデパートのゲーム場の例のように、完全に目が届かなくなる状況を親が作ってしまうことは避けるべきだと思います。
二度とゆかりちゃんのような事件が起きないこと、そして、1日でも早くゆかりちゃんが発見される事を心から祈っています。