【今回の記事】
【記事の概要】
幼い兄妹が一緒に過ごしていると、
高確率でこんな状態になります。
妹にもちろん悪気などないのですが、
兄からしたら一生懸命作ったモノを潰されてしまったのですから
怒るのも無理はありません。
こんな時、ついつい上の子に対して
『急に押したったらアカンやん!!』
と先に注意してしまいがちでした。
ですが保育士である夫のアドバイスや
子育ての本などを読んで、
少し注意の仕方を意識して変えてみました。
先に『ダメでしょ!』と言ってしまっていた時は、なかなか素直に言うことを聞いてくれませんでしたが、先に本人の気持ちに理解を示すことで、その後の注意もわりとすんなり聞いてくれるようになりました。
また、まだ幼く、おそらく注意したところで
全く意味が分かっていないであろう妹に対しても、兄と同じように注意するようにしました。(以前の注意の仕方だと)兄からすると、『なんで僕ばっかり叱られるん?』という思いがあったので、わざと兄の前で、妹にも平等に注意するようにしました。
また、まだ幼く、おそらく注意したところで
全く意味が分かっていないであろう妹に対しても、兄と同じように注意するようにしました。(以前の注意の仕方だと)兄からすると、『なんで僕ばっかり叱られるん?』という思いがあったので、わざと兄の前で、妹にも平等に注意するようにしました。
すると逆に、
『いいねん母ちゃん!ゆきちゃん、まだ小さいから。のぶ、もう一回作るから大丈夫!!』
と、妹をかばう場面も見られました。
叱り方や注意の仕方も、ー少し工夫するだけでずいぶんと効果が違うんだなと思いました。
『いいねん母ちゃん!ゆきちゃん、まだ小さいから。のぶ、もう一回作るから大丈夫!!』
と、妹をかばう場面も見られました。
叱り方や注意の仕方も、ー少し工夫するだけでずいぶんと効果が違うんだなと思いました。
【感想】
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから我慢しなさい!」
の言葉。その結果年長者が抱く
「どうしていつもぼくが悪いことになるの?いけないのは妹の方なのに…。」
という不満とストレス。そして、次第にその子供の心は親から離れ始め反抗的な態度が増えていく…。
そんなことにならないために、この記事で使われている支援は次の方法です。
①「始めに子供の気持ちに共感する(注意はその後)」
②「喧嘩両成敗」
それぞれ考えてみましょう。
①記事にもある通り、始めに子どもの気持ちに共感すると、急なトラブルのためにガチガチに硬くなっていた子供の心が柔らかくなります。「僕の気持ちを分かろうとしてくれている」という思いがそうしてくれるのでしょう。そのことで、その後の親の注意を聞く準備ができます。そのうえ、始めに「……したかったんだね」という穏やかな言葉から入ると、その後の親による注意も自然と語調が柔らかくなり、子供に“恐怖感”を味あわせることが無くなるので、親の注意が子供の心に入りやすいのです。しかも子供の心に傷を負わせることも無くなります。
②「喧嘩両成敗」これは昔から言い古された言葉ですが、両者の年齢が異なる場合には、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と、この言葉が頭から離れがちなような気がします。けれど、叱られたお兄ちゃん(お姉ちゃん)には「どうしていつも自分ばっかりおこられるの?!」という不満が残るでしょう。そこで、このお母さんが取り入れたのが、お兄ちゃんだけでなく妹にも平等に注意するという方法です。但し、やはりその時も「共感⇨指導」で接しています。これなら、先に「①」で述べた通り幼い妹でも泣かずに聞いていられるのです。(内容は理解できないかもしれませんが😅)記事中でその後お兄ちゃんが「いいねん母ちゃん!ゆきちゃん、まだ小さいから」と逆に妹をかばう言動を見せたのも、両者を平等に扱ったからこそです。「どうしていつも自分ばっかり…」というお兄ちゃんの余計な不満が生まれず逆に余裕ができたのですね。
これらの方法は、家庭での兄弟ゲンカだけでなく、保育園、幼稚園、学校でも絶大な効果を発揮します。