この項の内容については、以前以下の記事の投稿で同様の内容を紹介していました。ただし、「②」については、下記記事に記載していなかった内容があったので、以下に追加して紹介します。


   
(以下「②」の追加分)さて、夫婦間の問題を考えるうえで不安定型愛着スタイルの存在がどれほど大きいかお分かりいただけたでしょうか。岡田氏の指摘によれば、このケースで紹介した「回避型」や「不安型」という不安定型同士の男女がカップルになる確率は何と50%を超えるのだそうです。(岡田2011)「夫婦の3組に1組が離婚する」という現実の要因を考える上では、もはや愛着スタイルの問題を抜きにしては語れないような気がします。つまり、離婚理由として1番多いと言われる「性格の不一致」(性格のズレ)も、実は愛着スタイルのズレと解釈できそうな気がします。

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