昨日は、ある学童保育のお手伝いのために、「午前中の投稿が出来ません」とお知らせしていたにも関わらず、帰りが夜の8時になってしまい、結果的に夜7時の投稿も出来ませんでした。すみませんでした。
   そんな中、今日になって驚いたのが、昨日の私のブログへのアクセス数でした。普段は1日に2回するブログの更新を結果的に一度もしなかったのですが、それでも、普段と変わらないアクセス数がありました。見てくださった方本当にありがとうございました。
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   さて、昨日お邪魔した主に発達障害児対象の学童保育施設。一応「アドバイザー」という形でお邪魔したのですが、スタッフの皆さんの子供達に対する接し方がとても温かく素晴らしいと思いました。スキンシップも大切にされていて、そのおかげで、小さい子供達も笑顔で生活していました。今年の春1年生になったばかりで、この施設に通い始めてまだ数回という子供さんもいて、不慮の怪我が起きないかという心配もあったのですが、スタッフの方が常に付き添い、安全面への配慮を十分意識している事が伝わってきました。昨今報道されている問題保育所とは無縁の世界でした。

   お邪魔した私がしていた事と言えば、子供達を見て微笑んで、頷きながら時々褒める程度の事でした。発達障害の子ども達が大勢いる中では、まず子供達に初対面の私に対する安心感を感じてもらう必要があったので、安心感を抱かせるための「セロトニン6」の支援で接するようにしていました。

   しかし、その日私はある“失敗”をしてしまいました
   午前中からお邪魔した私は、始めにある1年生の自閉症スペクトラム(ASD)の女の子(特別支援教育学校が適当な児童)に会いました。するとその子は、言葉もおぼつかないながらも、「こんにちは」ときちんと挨拶をしてくれました心配していたその子とのコンタクトに一応成功です。
   午後になり、以前から通っていた上学年の子供達もやって来ました。その中の一人に4年生になった男の子がいました。その子もASDと診断されていた子供でした。私はその子に笑顔で「こんにちは」と声をかけました。すると、その子は「プイッ」と私と反対側に顔を向けてしまいました。その後、その子が過去に私が勤めていた事がある小学校の在籍であるという情報を聞いていたので、「あなたは◯◯小学校なんだってね。実は先生は昔、◯◯小学校で先生をやっていた事があるんだよ」と話をつなぎました。それでもその子は反対側を向いたままで全く話をしてくれませんでした。「ハッ」と思った私は事務室に行き、その子の個人データファイルを見せてもらいました。すると案の定、「初めての環境や人に対する緊張感を強く抱きやすい」と書かれていました。なんたる失態!ASDの子供が初めての環境に弱いことなど“常識”なのに、午前中に同じくASDの1年生の女の子とのコンタクトに成功し、しかも以前からこの施設に通っている4年生だという油断から、初めて挨拶したASDの子供に自分の勤務歴などをいい気になってベラベラ喋ってしまっていたのです。1年生より4年生の方が安定しているとは限らないのに…!
   その後、もう一度子供達の部屋に行こうと思い、廊下を歩いていると、私のすぐ前をその男の子がやはり子供部屋を目指して歩いていました。するとその子は後ろにいる私に気付き、自分が部屋に入るやいなやドアをバシンと閉めてしまったのです。改めて私は「やってしまった〜」と意気消沈したのでした。

   その後、一体どうなったのか?長くなってしまったので、続きは次回でお話します。(つづく)