【今回の記事】

【記事の概要】

{4C422BBC-54B4-4607-87E0-CC4FA0A309FB}

   大阪市の学校法人「森友学園」が4月に大阪府豊中市に開校を予定する「瑞穂の国記念小学院」の設置認可を巡り、府は学園側が府に提出した資料に虚偽の疑いがあるとして、「不認可」とすることも視野に検討を始めた。学園側に認可申請を取り下げさせる案も浮上しており、判断の先送りよりも踏み込んだ対応になる可能性がある。
   松井一郎知事は6日、「認可に向けて審議会の意見をまとめるのは非常に厳しい状況だ」と述べ、4月開校は事実上不可能になっている
   
【感想】
   学校法人「森友学園」が4月に大阪府豊中市に開校を予定する「瑞穂の国記念小学院」の設置が事実上不可能になっている。

   若干勇み足のような気もするが、今から心配な事がある。それは、現在森友学園の幼稚園に通っている年長組の子供達のことである。
「瑞穂の国記念小学院」の設置が認められれば、そのまま森友学園の小学校に進学する子供が多かったのだろうが、認可が下りないという事になれば、その他の小学校に就学する事になる。そうなれば、初対面の友達とも学校生活を送ることになるだろう。
   問題はその時である。東日本大震災の影響で福島から原発避難してきた子供達がいわゆる“原発いじめ”にあったように、今度は森友学園の幼稚園から就学した子供達が“森友いじめ”に合わないかという心配が起きる。
   これだけ、メディアから攻撃された森友学園幼稚園である。その悪評は当然この春小学校に就学し、森友学園の幼稚園の卒業生と学校生活を共にする子ども達にも伝わっているはずである。その子供達が、森友学園の幼稚園の卒業生に「教育勅語言ってみろ」「選手宣誓言ってみろ」などのいじめを加えることも十分予想されることなのだ。

   以前から述べているが、森友学園幼稚園の子供達には何の罪もない。儲けを優先に考えている大人達に意味も分からず覚えさせられただけなのである。そんな子供達に辛い思いをさせてはならない。
   ならば例えば、小学校側では、アンテナを高くして、特に休み時間の子供達の様子を学級担任を持っていない教師が中心となって観察したり、いじめの素となるストレスを必要以上に子供に与えないように子供の目線に立ったきめ細かな学級経営をしたりすること。親側では、入学式前に我が子に「いじめは卑怯者のすること。いじめをしたら絶対許さないからね!」と強く釘を刺しておくこと。更に、四月から森友の卒業生と同じ小学校で生活する子供達がいる幼稚園や保育園側では森友学園幼稚園のお友達がしている事について、間違った考え方をした大人の人に森友のお友達がさせられていたという事に気付かせたり、どんな友達とも仲良く小学校生活を送るように子供達に話しておいたりする等、それぞれの立場にいる大人達が、全ての子供達が健全な学校生活を送ることができるように、自分達にできる配慮を努めて行う必要がある