【今回の記事】
コレは避けるべき! グループLINEでされると「嫌だな」と思うこと5つ

【記事の概要】
   友だち仲間とワイワイ会話できるLINEですが、内心「ちょっと嫌だな」「これはちょっと、ウザい」と思うこともチラホラ。どんなことをされると嫌なのか、チェックしてみましょう!

1   自分の話だけで盛り上がろうとする
2   既読スルーが多い
3   延々と話したがる
4   急に話題を変えてくる
5   夜遅い時間に送ってくる

【感想】
   この“逆マナー”を見ると、相手の立場を考えない「自己愛(自己中心的)」な人はLINEには向いていないことが分かります。愛着は特に人間関係能力の育成に大きな影響を持つため、不安定な愛着スタイル(人格)を持っている人には危険な世界です。
   また、親の過干渉養育等によって相手の顔色を伺いながら生活するようになった「不安型」愛着スタイルの人も、自分の不安を払拭するために、過度に相手に語りかけたり強引な友達のコメントに従わなければならなかったりすることが多く、危険要素を含んでいます。

   大人の目が届かないこの世界では、子供は普段以上に残酷な面を見せるものです。そんな世界では、次のような人はいじめに遭う確率が特に高くなります。
①マナーを守らない「自己中」な人
②相手のいいなりになりやすい人
   ①については、どの家庭でもこれら5つの“逆マナー”について、ぜひ子供たちに注意を促して頂ければと思います。それが我が子をいじめ被害から守ることになるのです!いじめが始まってしまってからでは、対処が大変難しくなります。早期の指導が大切になります
   また②については、先に挙げた親の過干渉養育等によって相手の顔色を伺いながら生活するようになってしまった「不安型」の子どもが要注意です。このタイプの子どもは自分に自信が無いために「自己肯定感」が低いです。以前の投稿記事「「アザコン」過度に他人の視線を気にする子供〜自己肯定感を育てる支援が大切〜」で「自己肯定感」を育てるための環境づくりについて紹介しています。それが以下の3点です。
①子どもに自由に活動できる雰囲気を提供する
②子どもの主体性に任せる
③良いところを褒める

   この記事の中では更に、①〜③のための具体的な支援方法を紹介しています。それが「セロトニン6」と「自立3支援」です。詳しくは、上記投稿記事を参照して頂ければと思います。

   繰り返しになりますが、「ネットいじめ」が始まってしまってからでは遅いのです。いじめによって自らの命を絶つ子供達が増えている昨今、我が子の命を守るために、親による早期の指導が望まれます