【今回の記事】
女子中学生をエアガンで撃った容疑で男2人逮捕

【記事の概要】
   歩いていた女子中学生をエアガンで撃ってけがをさせたとして、埼玉県の会社員の男2人が逮捕されました。
   逮捕されたのは、川口市の会社員・小島健司容疑者(24)と川村亮太容疑者(25)です。
   警察によりますと、2人は3日午後5時半すぎ、川口市・北園町で歩道を歩いていた市内の中学校に通う女子生徒(13)に車の中からエアガンを撃ち、けがをさせた疑いがもたれています。女子生徒は、でん部にプラスチックの弾数発が当たり軽傷です。
   取り調べに対し2人は「当たった時に痛がる様子が楽しくてやった」などと、容疑を認めているということです。同じ日に市内で同様の被害が起きているということで、警察は余罪についても調べる方針です。

【感想】
   成人後の会社員でありながら、「当たった時に痛がる様子が楽しくてやった」という余りにも身勝手で幼稚な行動。なぜ、このような未熟な行為に走る大人が生まれるのでしょうか?
   もちろん、今回の事件に関わってこの根拠となる報道はされていません。しかし、精神科医の岡田氏の指摘を基に考えると、親からの幼少期からの干渉的・支配的養育に反抗し、親が手に負えなくなった結果、社会規範を教えるべき親の手元から離れ、自由気ままな生活を送ってきた結末だった可能性は十分考えられます。
   親の不適切な養育による“親子の愛着の破壊”は、極めて深刻な問題なのです。改めて愛着形成の大切さを確認したいものです。なお、愛着形成の方法については、下記の記事のURLタップにてご参照ください。
愛着形成(愛着形成のやり直し)の仕方 『愛着7

   ちなみに、小学生ですと、オモチャと勘違いして服装の装備をしていない友達に向かってエアガンを発射したり、建物に向かって石投げをしたり、道路に置石をしたりと、ちょっとしたいたずら心から社会に迷惑をかける行為をする子どもは時々います。
   普段の家族生活の中で「◯◯の迷惑になるから止めようね」等と教えながら、人に対する迷惑」という考え方を身に付けさせていないと、親の見ていないところでどんな行動をしているかとても心配です。