【今回の記事】
子どもがまねしてあわや火事 人気YouTuber、「ノートをレンジでチン」動画削除 「注意が足りなかった」と謝罪

【記事の概要】
電子レンジでノートをチンしたら文字が消えた」という動画を子どもがまねし、ノートが黒焦げになった――こんな体験談をつづったブログが話題になったことを受け、動画を投稿した人気YouTuberの「水溜りボンド」は動画を削除し、「注意が足りなかった」謝罪する動画を公開した。
 問題の動画は、水溜りボンドが19日に投稿した「電子レンジでノートをチンしたら文字全部消えて無限に使える!!」と題したもの。温度変化でインクが無色になる「フリクションボールペン」でノートに文字を書き、電子レンジにかけると文字が消える様子を実験してリポートしていた。
 26日、あるブロガーが、「動画を見た息子がまねして、鉛筆で書いたノートを電子レンジでチンしてしまった。ノートが黒焦げになり、家中が煙臭くなった」と、YouTuberの名は伏せてブログで報告。黒焦げのノートの写真などを公開し、小さな子どもを持つ親向けに注意を呼び掛けたところ、ネットで話題を集めた。
   動画では、話題になったブログの内容を説明した上で、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。「注意が足りなかった」と反省を述べた。従来の視聴者層は18~24歳がほとんどで、「くみ取っていただいていたことが多かった」とし、「最近、たくさんの人に動画を見られるようになったが、その意識が足りてないなかった」という。

【感想】
   最近は、小学生も多く見ている人気YouTuberの動画。youtubeに限らず、ネットの世界からは、どんな情報が入って来るか分かりません。そのため、ネットをする時は、親がいるリビングでするように、小学校低学年くらいから習慣化しておくといいと思います。(このくらいの年齢の子どもは、PCをリビングで使うことには抵抗を示さないと思います。)
   そして、時々、子どもがどんなサイトを見ているかを観察し、時々は“笑顔”で「何見てるの」「楽しそうね」等と“見守り”ながら、何気なく親の目を意識させておきましょう。子どもも気付かぬうちに、不良情報に対する抑止力になります。ただし、決して“「見張る」オーラ”は出さないようにしましょう。次第に子どもが親の目を疎んずるようになり、親の目を盗んでネットをするようになるかも知れません。
   そして、親の目から見て、気になるサイトについては、「あなたはこんなことをしてはいけないよ」と、釘を刺しておく必要があります。なぜなら、子どもは、今回の記事のようにサイトの良し悪しを判断することができません。そのために、今回の記事のように、何の罪の意識もなく電子レンジでノートをチンするような子どもが出てくるのです。自分で判断できていれば、このような真似はしません。
   ちなみに、現代の子どもたちは、「自分もyoutuberになりたい」と思っている子どもがとても多いようです。自分の好きなことをやって稼げるなら、こんな楽なことはないですから、いかにも現代っ子らしい発想と言えるかも知れません。しかし、現実には、youtuberとして成功する人はほとんどいないそうです。詳細は、以下のサイトをご覧ください。

【参考記事】
「youtuberブームのまやかし  成功の可能性はほぼゼロ?大多数の『稼げない人』」