【今回の記事】
①【体操】内村航平の連覇を世界はどう報じたのか 世界的に知れ渡る「キング」の異名

②内村航平は「史上最高」 コマネチさんもついに認める「議論は終わった」

【記事の概要】
※省略

【感想】
   これらの記事で報道されている内容が全てを語っている。ここでは、内村が世界の中でどのように報道されるのかされているのか、それらを引用し、彼の偉大さを振り返ることにしたい。

   オーストラリアの地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」電子版は「いかにして、内村航平はリオ五輪で史上最高の体操選手となったのか」との見出しで特集記事を掲載。その中で、記者は「私は史上最高を目撃するために、ここにやってきた。(競泳の)フェルプスではない。(陸上の)ボルトでもない。キングなのだ。本当にキングと呼ぶべきはわずかしか存在しない」とレポートしている。
   米国代表のマイケル・フェルプスは今大会4つの金メダルを獲得。史上最多となっている自身の通算金メダル獲得数を22個に伸ばした。また、ジャマイカのウサイン・ボルトは今大会、陸上男子短距離で前人未到の3種目3連覇がかかっている。その超人たちの中で、内村は「キング」と評されている
   記事では今回の金メダルが1968年、72年の加藤沢男以来の連覇だったこと、そして、個人総合で無敗が続いていることなども紹介。「2012年(ロンドン)のあの瞬間から、人々は彼をキング・コウヘイと呼ぶようになった。リオで再び金メダルを獲得したことで、明らかに、彼の偉大さに疑いの余地はなくなった」とレポートしている。
   各国のメディア、ライバルたちから「史上最高」として称えられている内村。その知名度は体操競技の枠を越え、各競技のスター選手とも比肩されている。王者を取り巻く報道はまさに賛辞の嵐と言えるものであり、“キング”の異名は世界的に知れ渡っているようだ

   極めつけは、あの伝説の“満点”女王ナディア・コマネチからの賛辞だ。
個人総合では金を取れる選手が5、6人いた。(その中でも金を取った)ウチムラは史上最高ね」「彼の体操はアメージング。時には彼の出来栄えを見て、そこに欠陥がさっぱり見当たらないことがあるわ。一つもね
“白い妖精”と称えられた元女王から贈られた最高の賛辞である。

   これらの報道に、私が口を挟む事は何もない。実力派ぞろいのライバルたちや、伝説の体操女王から、「世界のキング」「史上最高」と称される内村航平と同じ日本人であることを誇りに思う、ただそれだけである。

   最後に、彼の個人総合全ての演技を動画でご覧ください!(URLタップにてご参照ください。)
【NHKリオ】内村の6種目 全部見せます 体操個人総合決勝