こんにちは。
セントベビークリニック
の胚培養士です。
今回は、人工授精や体外受精・顕微授精で
使用する良好な精子を回収するための遠心分離機
についてご紹介します。
まず、検体である原精液の中には不純物が多く含まれています。
(ゼリー、ウィルスや精奨など)
これらを除去すると同時に
より多くの運動性が良好な精子を回収する必要があります。
そこで、遠心分離機という機械を使用します。
遠心分離機内部は、以下のようになっています。
検体を、単に遠心分離機内に並べるのではなく
検体の位置と対象の位置に同じ重さの試験管を入れて
バランスを取ってから遠心分離を開始します。
こうすることで、遠心分離中も常に重心を中央に保つことができるので
遠心最中の振動を抑えることが出来ます。
最後に、rpm(1分間あたりの回転数)と遠心時間を設定します。
検体となる精液の精子性状によって回転数や遠心時間を決定します。
写真は、1300rpmで遠心時間13分に設定した状態。
次回は、遠心分離後の精子の状態などをお話したいと思います。
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