水曜日はパパと会う日。

パパは飲みに行くって出てくるから
夜ご飯を一緒に食べれる日だったのに。


あたしんちに先にいたと思ったら
今日は早めに帰るって言われた。


あたしはパパがご飯を食べると思って
お買い物をして帰ってきてたから
すごいショックで悲しかった。


それに台風がきてたから。

やっぱり大事なときは家庭なんだと思うと悲しくなった。

台風だから早く帰るの?って聞いたらパパは
違うよ、俺もやることあるからって言った。

なのに帰る前に何やるの?お仕事?って聞いたら
ベランダの物とか色々いれないかんから。って。

それって結局台風だからぢゃん。


あたしはやっぱ一人だとパパに気づかされる。

皮肉。

地震や台風がきたときにあたしはパパの事を誰よりも心配するのに
パパが真っ先に心配する人は嫁なんだと思った。


寂しいよ、パパ。

パパは近くにいるようで遠いよ。

あたしを一人にしないでよ。
月曜日の朝パパが見に来てくれてから
あたしはお仕事に行った。

パパの事大好きだから会いたいのは当然だけど
もう悲しむのも怖くて
あたしはパパのお仕事が忙しいと思ってたから
パパのお仕事が終わる時間にお家にいないとこうと思ってた。

けどパパはめちゃめちゃ早くお仕事を終わらせてあたしのお家にいた。

ご飯は?
って聞いてきたから
あたしは
お腹すいてない。
って答えた。

最近全然寝れないし
ご飯も食べれないあたしに気を使ってか
今日俺ご飯いるから。って言ってくれた。

いつもお仕事のふりしてあたしと会うから
お家でご飯食べなきゃいけなくてあたしとは基本ご飯を食べない。

飲みに出掛けるって言ってきた時だけ一緒にご飯を食べる。

だからあたしはすごいびっくりしたけど
すごい嬉しかった。

一緒にご飯を食べに行った。

でもあたしは最近ご飯をちゃんと食べてないから全然食べれなくて
パパが食べるまで帰らんぞ。
って言ってくれた。

言い方は乱暴だけどそれがパパなりの優しさなんだとあたしは思ってた。

あたしのお家に戻ってパパがお風呂につかりたい。と言ってきたから
あたしはお風呂に入れる用意をして
パパは長時間お風呂に入ってた。

あたしは部屋でパパの携帯を見つけてしまった。

見てはいけないと思いながらも見てしまった。

嫁とのメールを。

日曜日、月曜日とゴタゴタしたのも知ってたし
離婚話も出てると聞いてたから
まさか仲良くメールをしてるなんて思ってもみなかった。

現実を見てしまった気がした。

すごいショックだった。

パパはあたしに離婚して一緒になるから
男を作るなって言った。

だからあたしはそれを信じて悲しくてもツラくても今まで我慢をしてきた。

でもそれをぶち壊された感覚だった。

不倫だからまわりにも理解してもらえずに
でもパパの事だけを信じて今までやってきたし
パパだけを頼ってやってきたのに
あたしは何を信じていいのかも誰を頼っていいのかもわからなくなってしまった。

正直あたし自身がどうでもよくなってしまった。

心の奥底では離婚もしてくれないかもしれないとかはわかっていた。
けどパパのいうことを信じて
パパが待っててくれと言った二年は待ってみようと思ってた。

パパを信じたいと思ってた。

だからすごい裏切られた気分になった。

どうしていいかもわからなくなった。

ねぇーパパ。
あたしはパパに騙されてるの?

メールを見て現実を見てしまったけれども
それでもパパの事を信じたい気持ちがあるの。

どうしたらいいかわからないよ。
日曜日の夜にパパとケンカになった。

今回はパパから怒ってきた。

あたしと連絡がとれなかったから。
何してるかわからないって怒ってきた。

パパだって日曜日連絡してこないから
何してるかわからないぢゃん。
あたしだけに怒るのはおかしいよ。

もうパパがあたしだけ責めてくるのも
あたしの気持ちを知らずに怒るのにも疲れちゃって
どうでもよくなってたから
言い訳すらしなかった。

そしたらパパは簡単に別れを選んできた。

すごい簡単すぎて逆にパパは別れたかったのかもって思えて
あたしもあっさり承諾。

すごい悲しかったけどこれ以上ツライ思いもしたくなくって
仕方がないと思いながらも
あたしは別れを選んだ。

けどやっぱり別れは悲しくて
あたしは知らない間にリストカットしてた。

腕や足をめちゃめちゃ切ってて
血もずっと止まらずに気づいたときには
パパに助けてほしくて
パパに電話した。

けどパパは出なかった。

なんかあった時の為に電話はなるようにしてあるからって言ってくれてたのにな。

ほんとに助けて欲しいときでさえ電話にでてくれないんだと思ったら
色々我慢してまで一緒にいる意味あるのかなって思えた。

血が止まらないままあたしはいつの間にか寝てたみたいで
朝パパがうちにきて起こされた。

初め状況がつかめなくって意味が分からなかったけど
パパはあたしを見に来たらしい。

その時さえもパパは結婚指輪をしてた。

それがあたしをよりいっそう責め立てた。

会いたくなかった。

パパの優しさが余計につらいのにな。

日曜日に終わりを決めたのに。

パパはあたしを起こしてお仕事に行った。

あたしもお仕事に行かなきゃいけなかったから
行きたくなかったけど頑張って行くことにしたんだ。

お仕事に行けばパパの事を考えずにすむかもっとも思ったから。