我が家の長男がついにおかんにケンカふっかけたらしぃ。
高校辞めたいって言って。
ボクはまぁ、弟がそう考えてるってのを聞いてはいたんんだけど。
でもやっぱり、やめて欲しくないと思う。
それが例え果てしなく感情的で、常識でがんじがらめになってる意見だったとしても。
よく言ったと思うよ??
うちのおかんに言いたいことを伝えるのは至難の技だ。
なにかを伝えようとしても、ぐちゃぐちゃに捻じ曲げられちゃって、1/3も届かない。
だからあの子が、どれだけ伝えられたのか、ボクにはわかんないけど。
おかんの口ぶりからすると、弟は甘えてるダメな子になるらしぃ。
否定は、しないけど。
あの子はあの子の思考の限界の中で、もがいてるんだと思うから。
何十年も生きてる人間に、20年も生きてないようなお子様の思考や理論が通るわけないんだよ。
通じない。
わかってなんて、もらえない。
でもあの子はあの子なりに、考えてるんだと思うから。
あの子の言葉まで、否定しないで。
無力過ぎる自分を呪い殺したくなるのは、ボクだけでいい。
彼に言わせると、高い学費払って私立に通う価値というか、それに見合うだけの努力を自分はしないから、学費がもったいないってことらしく。
それに対しておかんは、『なんでこんなあくせく働く親を見てて、あんなのらくらしてられるの』ってことになるらしぃ。
でもボクも思うのよ?
あくせく働いて、1人で死んでいく悪夢に苦しむあなたを見て。
あくせく働くことに価値を見出せるなんて、相当の変わり者だって。
必死に働いて、子供を養って、夫まで養って、その夫に捨てられて壊れかけたあなたを見て。
一生懸命に価値を見出せなくなってしまったあの子の気持ちも、ボクはわかる気がしてしまうのよ?
うちはゆがんでるんだから。
修正機の白いかさぶたで、めこめこなんだから。
ボクたちの心に、ひずみができないわけがないじゃない。
ボクとは、違うのかもしれないけど。
ボクが囚われた無力感に、あの子も捕まってるのかもしれない。
本当なんてわかんないけど。
あの子たちがおかしくなっても、けなす権利、あなたにはないのよ?
あの子は内にばかり深くって、ボクだってぞっとする。
いつもなら、迷わずあの子の側につくんだけど。
今度ばっかりは、それはしない。
学校やめてどうするっていうのが、ちゃんと見えたら。
あの子が本当に、そうしたいなら。
そん時は、ボクも考えるけど。
今はだめ。
今、学校辞めたって。
あの子は、どこにもいけなくなるだけだから。