先日、新橋演舞場で上演されていたOSK日本歌劇団の
『レビュー夏のおどり』を観劇してきました!
トップスターの楊琳さんと娘役トップスターの舞美りらさんの
ラストステージです。
『レビュー夏のおどり』は二部構成となっていまして、
第一部が和物レビューの『春楊桜錦絵』で、
第二部が洋物レビューの『BAILA BAILA BAILA』です。
『春楊桜錦絵』は、元禄若衆の舞から始まって、
ミュージカル仕立てのお芝居や民謡メドレーや、
迫力満点の男役たちの殺陣などがありました。
ああ、退団公演なんだな、と実感したのは、
舞美りらさんを中心とする娘役たちの
蝶をモチーフにした舞の場面と、
楊琳さんが桜吹雪のなかで歌い、舞う
第一部最後の場面(←超絶的に美しかった!)。
これらの場面の歌は、舞美りらさんと楊琳さんが
それぞれ歌詞の原案を担当なさったとのこと。
『BAILA BAILA BAILA』は、先月の南座バージョンから
京都や南座にゆかりのある場面を取り除いて、
楊琳さんのルーツである中国の場面や、
別の黒燕尾の場面などを付け加えたって感じでした。
実はサヨナラショー付きの公演を観劇したかったけど、
まったくチケットが取れなかったのでした。残念。
でも、OSKにとっては観客が増えたのだから喜ばしいことです。
楊琳さんと舞美りらさん、コロナ禍で舞台業界全体が
苦しいときにトップになって、とても大変だったでしょうが、
最後はたくさんの観客に見送られて卒業できて、よかったです。
お二人のこれからの人生も幸せなものでありますように!
ところで、次のトップスターはいつ発表されるのかな……。