10月上旬と下旬、そして11月上旬の合計3回、
東京宝塚劇場で上演されている宝塚歌劇団月組公演の
『GUYS AND DOLLS』を観劇してきました!
宝塚大劇場での公演も素敵だったけれど、東京公演では
みなさんのパフォーマンスがさらに進化・深化していました。
個々の登場人物の心情がより的確に伝わってくる感じ。
鳳月杏さんが演じるスカイは、もう無茶苦茶かっこいいし、
サラに対して芽生えた初めての恋心が切ないし。
天紫珠季さんが演じるサラは、救世軍としての自分の役目と
スカイへの想いとの間で揺れる様子が心に響くし。
風間柚乃さんが演じるネイサンは、アデレイドをあしらいながら
賭場さがしに奮闘する必死さに磨きがかかっていました。
アデレイド役は、3回のうち2回が彩みちるさんで、
1回が彩海せらさん。
宝塚大劇場で観劇したときは彩海せらさんでしたので、
合計すれば彩みちるさんと彩海せらさんが2回ずつという、
バランスのとれた観劇になりました。
わたしの感覚では、アデレイドとしての感情表現は、
彩みちるさんのほうがしっくりくる、その一方、
歌や演技など含めた全体的な安定感は、
彩海せらさんのほうがあるように思いました。
どちらも素敵なアデレイドでした。いい役替わりでした。
特に彩みちるさんはこれが退団公演ですから、
ぴったりはまるお役で卒業できてよかった♪
この公演の千秋楽は、今週末ですが、
My千秋楽が終わってしまったわたしはすでに
『GUYS AND DOLLS』ロスな気分です……。
おまけ
東京宝塚劇場の緞帳が新しくなっていました。

