リバプールがマンチェスター・シティに勝って、リバプール優勝の空気で完全に染まっていたプレミアリーグでしたが、どうも雲行きが怪しくなってきました。
リバプールに負けた3位のマンチェスターシティが最下位のサンダーランドとまさかのドローになった時は、これでリバプール優勝で決まりと思ったものですが、やはりプレミアリーグはそう簡単には勝たせてくれなかった。

先日、リバプールは2位チェルシーとの大一番を迎えました。
試合前の予想では、圧倒的にリバプール有利だったし、自分もリバプールが有利かなと思ってました。
というのも、チェルシーはチャンピオンズリーグ準決勝の1stレグと2ndレグの間にリバプール戦を迎えることになり、非常に重要な試合を3連戦、しかもタイトな日程でこなさないといけないからです。

リバプール戦とCLの2ndレグの間が2日間しか空いてないので、どちらかを取捨選択するしかないだろうと言うことは容易に予想できることであり、案の定、チェルシーのモウリーニョ監督はリバプール戦よりもチャンピオンズリーグを優先させてきました。
そんなわけで、リバプール戦は2軍とまでは言わないものの、1.5軍メンバーで挑むことになりました。
誰が考えても、勢いに乗るリバプールの方が圧倒的有利と思うに決まってます。

ところが、試合が終わってみれば、チェルシーが2-0で完勝。
これには、本当に驚きました。
特に印象的だったのが、チェルシーの先制点。
ジェラードのミスをデンバ・バが逃さずにシュートを決めて、先制点を取ったのですが、まさか、よりにもよってジェラードのミスってのがね。

そして、点を入れたのがデンバ・バってのも印象的です。
チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦といい、ここぞという時にデンバ・バがゴールを決めて、チェルシーを救っている印象が強いです。

リバプールが負けた一方で、マンチェスター・シティはクリスタル・パレスを2-0で勝利したことにより、マンチェスター・シティの自力優勝が復活しました。
仮に、リバプールとマンチェスター・シティがどちらも残り試合全勝したとすると、勝ち点86で並ぶことになります。
そうなった場合は得失点差による争いになりますが、現在の得失点差は、マンチェスター・シティが58で、リバプールが50なので、圧倒的にマンチェスター・シティの方が有利になります。

しかし、私はこのまま2強の争いになるとは思えません。
ここに来て、2位チェルシーにも、優勝の可能性が十分にあると思ってます。
チェルシーは、現時点では自力優勝の可能性はありませんが、シティとリバプールがこのまま順風満帆に全勝できるとはなかなか思えないからです。

まず、マンチェスター・シティは、次節で5位エヴァートンとの対戦が控えています。
この優勝がかかった時期にエヴァートン戦ってのは、シティにとっても非常に嫌なんじゃないでしょうか?
エヴァートンは、チャンピオンズリーグ枠である4位をアーセナルと争っています。
しかし、前節はサウサンプトン相手に、まさかのオウンゴール2発で敗れたため、これ以上の敗戦は絶対に許されなくなりました。
もちろん、マンチェスター・シティは優勝するためには絶対に負けられません。
というわけで、来週のマンチェスターシティvsエヴァートンは、再び激しい戦いになることが予想されます。
ただ、マンチェスター・シティは攻撃の要であるヤヤ・トゥーレが負傷明けということで、まだまだMaxにはまだ遠いこと(とはいえ、クリスタルパレス戦ではすごいシュート決めてましたが)に加え、もう一人の攻撃の要であるダビド・シルバも負傷で欠場しているため、私は攻撃陣に一抹の不安を感じています。

クリスタル・パレス戦は、ヤヤ・トゥーレの1ゴール1アシストの活躍で2-0で勝ちましたが、ヤヤ・トゥーレが後半途中で交代してからは、なかなか攻撃がかみ合わずに、クリスタル・パレスに攻め込まれる時間が多くなりました。
マンチェスター・シティは、ある程度得点を取ると試合を流すことがよくあるのですが、後半の展開が単に試合を流したためなのか、それとも本当に攻撃がかみあわなかったのか?
前者なら問題ないのですが、後者だと結構心配ですね。
ヤヤ・トゥーレが完全復活して、シルバが帰ってきたら、そんな心配はなくなるのですが・・・

加えて、エヴァートンは本拠地での対戦では、シティと相性がいいんですよね。
確か、エヴァートンの本拠地グッディソン・パークでは、マンチェスター・シティに4連勝中じゃなかったでしたっけ?

一方、リバプールですが、残りの試合はクリスタル・パレスとニューカッスルなので、普通に考えればリバプール有利なのは間違いないです。
ただ、気になるのは、プレミアリーグ終盤で大一番を落としたチームが、次の試合で勝ち点を落とすケースが結構あるのが少し気になっています。
例えばアーセナルは、チェルシーに6-0で敗れて、優勝争いから大きく後退した次のスウォンジー戦では2-2のドロー。
マンチェスター・シティもリバプールに負けた次の最下位サンダーランド戦で、まさかの2-2のドロー。

リバプールも次のクリスタル・パレス戦でまさかのドローなんてことにならないといいのですがね。
(しかも、負け方がシティと似ていて、ミスによる失点ってところがね、また気になるんですよね。)

アンフィールドでのクリスタル・パレスとの対戦では、3-1でリバプールが勝ってるのですが、今度はアウェーですし。

そんなわけで、リバプールもマンチェスター・シティも、残り試合すんなり勝てるとは思えなくて、そうなるとチェルシーにも可能性が出てくるわけですが・・・
チェルシーはマンチェスター・シティとリバプール相手にダブルを達成するほどのすごいチームであるにも関わらず、格下のチームにころっと負けることが多いんですよね。

残りの相手がノリッジとカーディフという降格ゾーンのチームと言うこともあり、やはりチェルシーもすんなりと勝てるとは思えないんですよね。

結局、ここまで来ても、シティ・リバプール・チェルシーのどこが優勝するか、全く予想がつきません。
去年のマンチェスターユナイテッド1強と異なり、今年は最後まで大混戦のプレミアリーグ。
どこが優勝するのか。
残り2~3試合を注目してみたいと思います。