前回、社会保険を4つに分けてみました。
🔼厚生年金保険
🔼健康保険(介護保険を含む)
🔼労災保険
🔼雇用保険
今回から、それぞれの役割を説明します。
🔼厚生年金保険
厚生年金保険は、一般的に「厚生年金」と言います。
厚生年金を説明する前に、日本の公的年金の全体像をお話します。
一言でいえば、こんな感じです。
働く世代 ➡➡➡➡ 高齢世代
お金
「働く世代」は20~59歳。会社に雇われていたら、69歳まで「働く世代」に入ります。
「高齢世代」は原則65歳~。
私が今月支払った「お金」=保険料は、
すぐに、今の高齢世代へ「年金」として届けられます。
私が高齢世代になった時のために保険料を積み立てている、のではありません!
私が高齢世代になったら、「その時の働く世代」から、
お金=保険料を「年金」としてもらうのです。
「世代間の支え合い」を繰り返していくのが、公的年金なのです。
「働く世代」のほとんどは、企業や役所に雇われています。
この人たちが加入するのが「厚生年金」です。
それ以外の人たち(自営業者、学生など)は、「国民年金」に加入します。
高齢世代になったらもらえる年金を、「老齢年金」といいます。
公的年金ではこのほかに、
・障害を負った場合に「障害年金」
・ご主人に先立たれた場合などに「遺族年金」
を支払います。
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(^_^)/