前回の「貸借対照表」のハナシの
つづきです。
個々の勘定科目については
今度あらためて触れるとして、
今日は、おおまかなハナシを。(^_^)
気になる「流動」「固定」という
言葉づかいですが、
流動資産というのは、
「このあと短期間のうちに
現金化する予定の資産」で、
固定資産というのは、
「当面の間、
現金化する予定のない資産」。
流動負債というのは、
「このあと短期間のうちに
支払う義務がある負債」で、
固定負債というのは、
「当面の間、支払う予定がない負債」
という区分けです。
「短期間のうち」「当面の間」を
もう少し正確に表現するなら、
「貸借対照表の作成日から1年後」を
基準と考えていただいてOKです。
貸借対照表を見ると、
その会社の健康状態が分かります。
たとえば「流動比率」。
流動比率というのは
重要な財務指標の一つで、
「流動資産の額」÷「流動負債の額」
の比率をいいます。
これが100%未満、つまり
流動資産の額 < 流動負債の額
の状態だと、明らかに不健康。
流動比率が120%~150%以上なら、
健康状態は、まずまず。
200%以上なら健康優良といえます。
こういった財務指標をもとにして
金融機関などが、
あなたの会社に融資をするかどうか
判断するわけですから、
貸借対照表って、
めちゃくちゃ重要な書類だと
思いませんか? (^_^)/
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(^_^)/