チタンティップのテーパについて考え方を記載。
興味ある方は、読んでみてください。
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チタンは単一素材のため、カーボン(カーボン繊維+樹脂固め)と比べて曲げ強度が高い特徴があります。
ソリッドティップは、短く強テーパにし過ぎると、縦割れしやすくなります。
チタンは単一素材で縦割れしないので、短くすることができますが、
単純テーパでは、
①チタンティップの根元側、つなぎ部分に負荷がかかりやすくなること
②先端の曲がり込みを大きくしようとすると長くすること
③また、長くなれば重量増、キャスト時のしなりの慣性が大きくなってしまうため、
短いティップと比較して相対的にペナペナ感を感じます。
【①の軽減策】
チタンティップの根元側にテーパ変化(強、弱)を設定する。
負荷のかかる部分が強度のあるテーパ変化部~強テーパ部分に移り、繋ぎ部分の曲げ負荷が軽減される
【②の軽減策】
①で設定した弱テーパ部分で必要な曲がり量となるようにテーパ変化点の径を決める
さらに、弱テーパ部分の先端よりの範囲をさらに弱テーパとする多段テーパ化
することで、単純テーパの欠点①、②を補足して短くかつ追従性能を損なわないティップとなります。 結果、③も生じなくなります。
当方で、新作・補修の際に150㎜程度のチタンティップとするのは上記理由からです。
参考までに、チタンチップのベンディングカーブ(計算値)を掲載します。
小径かつ長い素材のため、厳密な計算結果とは異なりますが、テーパ形状や長さと曲がり量の相対比較として参考ください。




