利用者の要望板を背負いながら、荷物を運ぶのはひと苦労だ。だが、スキー場での運送作業は、厳しい冬山での仕事になるし、吹雪も予想される。危険が多すぎる。そもそも、「スキー板は宅急便の規格に合わない」という問題点もあった。ところが、スキー場から自宅までの復路にのみ限定して試験的にやってみると評判がよい。集配ドライバーたちは、利用者の要望に沿うかたちで、なんとか往復ともに宅急便で送れないかと考えた。