学校とは
実をいうと、
この夏が私にとって初めて小学生と密接に関係を築く経験だった。
正直に言うと、
今回、「こども」を相手に何日も過ごしてきて、子供に対する自分のイメージが180度くらい変わった。
(私の元々持っていた子供のイメージ)
自己中、うるさい、言うことを聞かない、すぐ騒ぐ、問題ばっかり、泣く、どっか行く、危なっかしい、生意気、面倒くさい…
と、良いイメージが全くなかった。
正直、将来自分が子供を産みたいとは思わないし、小さい子供を育てたいという気持ちも全くなかった。
それが、一週間でこんなにも変わるんだ、変えてくれるんだっていうことに自分でもすごく驚いている。
「こども」から自分の視野がいかに狭かったか、いかに自分の観念が固定化されているかを知ることが出来た日々だった。
子供から教えられることって本当にいっぱいある。
そう。そういうもんなんですよね。
かわいいけど、未熟なんですよね。
だから、直るまで、何度も何度も言い続けるんです。
本当に忍耐が必要な職業だと思います。
本当に予測不可能で、いつ、だれが、どんな問題を起こすか分からない。
障子を破ったり、鼻血がでたり、、、と、休まる暇もないくらい忙しかったけれど、
5日目の夜から、あぁ、終わりなんだな。この子たち、かわいかったなってしみじみしていました。
もしかしたら、親と先生とのかかわり方で子供たちへの対し方は異なるのかもしれないけれども、それでも、両者が子供にかける思いって変わらないくらい「尊い」ものなんですよね。
ただ、将来本当に「先生」になりたいのかと言われたら、
私は「うん。」とはすぐに言えない。
それくらい本当に覚悟のいる職業だと気づいたからだ。
もちろん
やりがいは大きいし、
子供たちから「ありがとう」って言われると、
「あぁ、ここにいてよかったな」って思えるけど、
同時に、
あの忙しさ、責任感の重さが、生涯の職業にしてしまうことの怖さ、永年続いていくことの怖さも大きい。
まだ、私は覚悟ができていない。
いや、先生になろうという気持ちさえ、確かなものなのか不安定だ。
もしかしたらならないかもしれないし、いつかなるかもしれない。
どちらにせよ、
「教育」の重みを現場で積ませて頂いたこの機会に感謝します。
時間の長さはみんな一緒。
だけどその重さは違う。
その経験から何を学ぶのか、自分のキャリアの中にいかに位置付けていくのかが重要であるという言葉が
いつまでも耳に残っている。