ド田舎医大生の告白~Confession of an ex-med-student

ド田舎医大生の告白~Confession of an ex-med-student

無知な若者が、国立ド田舎医科大学で体験したことの回顧録。

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脱法ハーブとか、脱法ドラッグが、近頃「危険ドラッグ」に改名した。

危険ドラッグだって。
危険ドラッグ!

何だか、あらゆる面で良くない感じがプンプンする。

まず第一に、名前がいけない。
「危険! ここより先に進入禁止」と書いてあっても、無視してズカズカ入って来る激安人間だらけな事を考えると、そういう輩は、「危険な薬だから、使っちゃダメだよ」って言い聞かせて、素直にいう事を聞きはしないだろう。

もっとインパクトのある名前の方が、きっと抑止力があるはずだ。

例えば―
「ド腐れドラッグ」
とか、
「ヘクソドラッグ」
とか…

1年くらい前、アメリカで結構問題になった規制対象外のドラッグがあったんだけど、それはもう強烈だった。

ガソリンとか、色々と粗悪な混ぜ物がたっぷり入ってるやつで、その副作用たるやハンパなかった。
何と、それを摂取したティーンエージャーが何人も、手足が腐ってもげる!っていうエピソードを経験したんだから。(のちに、敗血症とかで数人死亡、生き残った人も手とか足とかを失った。でも、手足なしで生き続けるのは、きっと容易ではないだろう。)

「ヘクソドラッグ」に関しては、実在するヘクソカズラにインスパイアされたものだ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9

「また、危険ドラッグを所持した犯人が逮捕されました」と、「また、ヘクソドラッグを所持した犯人が逮捕されました」だと、インパクトが全然違う。多分犯人も、同じことをやらかしても、「危険ドラッグの犯罪」って言われるよりも、「ヘクソドラッグの犯罪」って言われた方が、多少なりとも恥じるんじゃなかろうか?
そのうちに、「ヘクソドラッグって言われたくないから、自分、絶対にクスリには手ぇださねっす」みたいになるんじゃないだろうか?

ちなみに中学生の時、理科の教科書の裏表紙にヘクソカズラの写真が載ってて、「何でこんな、中学生がアホみたいに喜ぶものが載ってるんだ?」って話題になった。

通学路にも、ヘクソカズラが生えてた。
その時、ちょうど皇太子妃決定!みたいな時期で、「雅子さん、これ見たら、『陛下、ヘクソカズラですわ』とか、言うの?」って言い出す者がいれば、「違うよ、そんな下品なことは言わないよ。『陛下、この植物は、おヘクソカズラです』って、言うんだよ。下品な名前でも、『お』をつけてマイルドにするんだよ」そう返す者もいた。

こんなやり取りが、しょっちゅう交わされてたもんだった。
平和な時代だった。

ま、食品はもちろんのこと、違法薬物も結構中国産とかのものが多い点を考えると、実際問題として原料に「へ」は使われてなかったとしても、「クソ」が使われてる可能性は、否定できないけど。

本当に、そういう薬物を日本から排除したいんだったら、「合成麻薬から人糞の成分が検出されました」くらいの事は、テレビとかで大々的に報道してみればいいのに。
うふ。

***

私は、薬物中毒者とか、依存症の患者が嫌いだ。

身近なところにいたわけじゃないけど、病院実習で接するだけで、「もう十分だよ! 永遠にさようなら」っていう感じ。

私の経験によれば、薬物依存症の人って、本当に嫌な人間性の連中ばっかりだ。

どういう風に嫌なヤツらかっていうと、

1. 常に上から目線で偉そうにしてる
2. 何だかんだ言って、同じ話の繰り返し
3. なんか、ウザい
4. なんか臭い
5. ちょっと良くなると、あり得ないくらい大物じみた口の利き方になって、ますます偉そうにする

学生時代、依存症患者(AA)ミーティングみたいなのに強制的に参加させられて、最悪だった。
「依存症っていうのは、環境のせいでなるんです! 患者には責任なんてないんです!」とかリーダー格の患者が力説して、学生に話をふってくる。「ね、あなたもそう思うでしょう?」

同意できる内容でもないから、「さあ、どうでしょう」みたいな感じでいたら、「あなたは何も、私たちのことなんて、わかってなあーい!」とか絶叫しだす。

結局、理解しないし、理解したいとも思わない。
連中とは違う世界に住んでる自分、万歳! これからも、奴らの領域には行くまい、くらいにしか思わなかった。

ここで、スギちゃんっぽく言いたい。イヤな奴らだろ~?

依存症患者は嫌な奴っていう法則は、日本だけのことじゃない。
縁あってアメリカ医学圏の某国でも勉強したのだが、そこの依存症患者も、判で押したみたいに、同じくらいのウザさと押しつけがましさがあった。

だから私は、やっぱり中毒者が嫌い。

***

某国では、大麻の中毒者も結構多かった。

大麻って、中毒とか依存症にならないって広報してるけど、それ、ウソですから。

精神的な依存性が結構強いし、うつ病とか、分裂病(今は統合失調症って言うんだっけ? でも、分裂の方が言いやすい)とかの発症の引き金になったり、すでに発症してる場合には、悪化させたりもする。
パーキンソン病に効くっていう人もいれば、パーキンソン病の引き金になったケースもある。
タバコ風に吸引すれば、タバコと同じように、色んなガンとか、COPDとかの肺病にもなる。
あり得ないくらい、暴力的になった患者もいた。自傷行為に走って、両腕、両脚を1センチ間隔くらいの隙間をあけて、カミソリで自分の皮膚を切り刻んだ患者もいた。

そこでの精神科の先生によれば、「ある研究によれば、被験者の50%は大麻による悪影響はゼロに近かったが、残りの50%や、精神的な悪影響が出た」とのこと。
仮にそれが正しかったとして、全世界の半分が、頭おかしくなってみ?
地獄絵図だろ~?

そもそも、この世の中で大手を振って治療薬として流通できてない薬って、何らかの深刻な問題があるわけよ。

ヘロインだって、最初は「ちゃんとした」咳止め薬とか麻酔だったけど、頭がおかしくなったり、とにかく廃人になったり、色々とヤバすぎるから、禁止されたわけ。

コカインは、今でも麻酔として使われてはいるけど、やっぱり扱いが難しいから、誰でも勝手に使っちゃダメなわけ。急性症状としては、心筋梗塞とか死とかがあるけど、慢性症状でも色々と良くないことが起こるわけ。

シャブだって、もともと「骨までシャブる」からついた俗称なくらいで、それはもう、良くないわけよ。

ぶっちゃけ、タバコの害について世界がうるさいことを言い出して以来、もっと悪い薬物が、どんどん世の中に出回り始めたような気もする。
私自身は喫煙者じゃないけど、でも、仮に隣の家の人が何か吸ってたとしたら、それがマリファナや紙巻コカインや脱法ハーブであるよりも、普通のタバコであってくれた方が、ありがたい。

Addicts suck...