日本では、正月に用いる魚を
〈正月魚〉〈年取り魚〉といって、
ちょうど富山県糸魚川市の姫川を起点として、
静岡の富士川に抜けるフォッサマグナとほぼ一致する線で、
その東側(東日本)ではサケを、西側(西日本)ではブリ
食べる習慣が根付いてきました。

総務省がまとめた「家計調査のランキング」
(平成22年~24年平均)
を見ても、サケを食べる数量が多いのは、
青森市、札幌市、新潟市、長野市、盛岡市の順に、
ブリを食べる数量が多いのは、
富山市、金沢市、松江市、福井市、大分市
はっきり東西分かれます。

今回はそのサケ(鮭)について一言
サケ

皆さんはスーパーでパックに入ったサケを選ぶ時、
どちらのサケを選びますか?
サケ お腹
お腹側

サケ 尻
尻尾側

鮭の脂がのって美味しいのはお腹の辺りです。

お腹の辺りの切り身は、くびれた形状をしています。
くびれている分、量が少なくなっているので、
損してしまうと思って、
尻尾の方を買っていませんか?

ただ、最近、体重が気になってきたという人や
サッパリした味をお好みの方は、

尻尾側を選ぶ方が良いですね。



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