日本人は世界でも有数の果物好きと言われています。
各地でいろいろな果物が豊富に穫れるからでしょうが、
普通、果物はその果物がよく穫れる産地の人がよく食べる
傾向にあります。

例えば「りんご」は青森県や長野県の人が、
「桃」は福島県や岡山県の人がといういうように・・・・・

しかし、これが外国からの輸入果物となると、ちょっと話が
違ってきます。
高価で珍しい果物はさておき、例えば「バナナ」。
バナナ

バナナは日本のどこででも売られている極めて一般的な輸入果物ですが、
よく食べている地域とそうでない地域があるのでしょうか?


総務省がまとめた「家計調査 都道府県庁所在市および
政令指定都市ランキング」(平成22年~24年平均)によると、
「バナナ」をよく食べているベスト3は、
広島市・鳥取市・秋田市

1世帯あたり1年間の購入金額をみますと第一位の広島市5255円、
以下鳥取市4963円、秋田市4927円の順。
最も購入金額が少ないのは熊本市の3314円。
ちなみに東京23区は3991円で全国で44番目です。

どうやらバナナの嗜好性と地域性は全く関係ないようです。

そんな「バナナ」が日本に始めて輸入されたのは明治36年(1903)。
都島金次郎という商人が、台湾から船で神戸に持ち込んだのが
最初といわれています。

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