保田圭ちゃんの今年4本目、通算28作品目の舞台出演が発表になりました。
歌手、松山千春さんの自伝をベースに、デビューまでを描いた『旅立ち~足寄より~』という作品です。


主演は三浦祐太朗さん。
三浦友和さん、山口百恵さん夫妻のご長男です。

彼がバンドを組んでデビューしていることは知っていましたが。
現在は休止のようですね。

今はソロデビューに向けて動いているそうです。
今回の舞台では松山千春さんの曲をカバーし、それでソロデビューをということらしいので、話題性もありそうですね。


役者としての経験はあまりないようで、舞台は初挑戦。
オーディションを経て、松山千春役を勝ち取ったとありました。



他の出演者には、けいちゃんが『安倍内閣』で共演させて頂いた風間トオルさん。
『ママラブズマンボ4』で共演させて頂いた城咲仁さんもご出演です。


けいちゃんは『B・B~bumpy.buddy~』が先月幕を下ろし。
夏は再演の『眠れる森の美女』一色となるだろうと思っていたので。
白の妖精以外のけいちゃんに新しく出会えるのは嬉しいです。



ただ、夏のけいちゃんのスケジュールがタイトなのが少し心配なところ。
心配と言っても、作品への取り組みや女優としてみせる結果には不安などありません。

心配なのは、あまり丈夫な方とは言えない健康面です。
おととしの夏は舞台に次ぐ舞台の連続で熱中症にもなってしまいましたから。


『旅立ち~足寄より~』は東京、草月ホールで7月30日から8月3日までの平日上演。
初日以外は昼夜2公演の全9回。
けいちゃんはこの夏、『眠れる森の美女』の地方公演もあります。
もちろん、日程は重なりませんが、かなりタイトです。

29日は静岡県で『眠れる森』。
30、31、1、2、3日が東京で『旅立ち』。
そして、4、5日は山口県で『眠れる森』。
移動だけでも大変ですよね。


ひとつの作品に取り組むことにいつも全力のけいちゃん。
そこに長距離の移動と役の切り替えを休みなしで。
素人の自分には大変そうだと想像することしかできませんが。
けいちゃん、体に気をつけて頑張って下さいね。






さて、けいちゃんの通算26本目の作品『B・B』。
このレポが上がっていないことはわかっているのですが。
実は、書くことを躊躇っています。


作品やけいちゃんに満足していなくて書けないのではありません。

素晴らし過ぎて書けない

というのと、
もうひとつ。


この作品はサスペンス。
DVDの発売も決定している。
劇場で観ることができなかった方も、秋になる頃には楽しんで頂けるのです。


でも、自分がいつものように書いてしまうと、間違いなく種明かしすることになる。
それは、この作品を大事に思う一人として、あまり好ましくないように思うのです。
あの初めて観た時のドキドキ感、まだ見ていない方にも、ぜひ感じて欲しいのです。


なので、今回はレポにはしないつもりでいます。


ただ、いつも通り、観劇の記念としては残しておきたいので。
感想だけはと思っています。
ネタバレは極力しないように進める予定で、現在準備中です。








またまた前置きが長くなりましたが。

今回は、けいちゃんが『B・B』の4日後にゲスト出演した舞台『源氏物語×大黒摩季songs~ボクは十二単に恋をする~』。
この作品を天王洲銀河劇場で観てきましたので、こちらの感想を簡単に。


昨年の公演に引き続き、けいちゃんは歌ゲストでした。

ストーリーはほぼ前回と変わっていません。
その為、前回あまり納得できなかった部分もそのままです。
この作品はあくまでも歌がメイン。
そうやって観るのが、正しい見方のようです。


キャストは一部変わっていますが。
主演は昨年と同じ紫吹淳さん。
相変わらずその辺の男よりも男らしく。
カッコいい光源氏です。

今回も紫吹さんによる紫吹さんの為の舞台という感じですが。
やはり、魅せられました。
いつか別の作品で、けいちゃんが共演させて頂ければいいなと。
今回も思わされました。



けいちゃん、そして別日にゲスト出演していた高橋愛ちゃん。
この2人がゲストととして呼ばれたきっかけは中澤裕子さんですね。
今年も前回同様、藤壺役で出演しています。



さて、お目当てのけいちゃんは、濃いピンクの膝丈ドレス。
だいぶ伸びた髪をおろしていました。

ちょっと前まで『B・B』で大人の女、モナを演じていたので。
素のけいちゃんらしさにギャップ(笑)
可愛かったです。


けいちゃんの登場は、前回と同じで休憩後です。
曲は、大黒摩季さんの「いちばん近くにいてね」。

出だしが少し弱く感じたのは英語歌詞だからかもしれません。
ただ、けいちゃんにしては、全体的に高音の伸びがイマイチだったかなぁとは思います。

スピーカーの響きがすごく、あの紫吹さんの歌声ですら聴きづらいこともあったのでね。
席位置の問題?
けいちゃんの『B・B』での歌声が素晴らしすぎたので、物足りなく感じた?

そんな風にも思いますが。
それ意外は気になることもなく、いつもの伸びやかな声には癒やされ、楽しみました。


けいちゃんはお客さんにクラップを促したりして。
緊張している感じは受けましたが、しっかり楽しむこともできたんじゃないかと思います。


歌の途中でけいちゃんをキャストさんが囲み、ダンスするのは前回と同じですね。
曲の終わりでは、光源氏のライバル役の方がけいちゃんに寄り添う感じになるのですが。
けいちゃんを挟んで反対側に居た紫吹さんが、すかさず彼を払い、腰に手を回して引き寄せるのが男前でした。

そして最後には、けいちゃんの手の甲にキス。
けいちゃんはちょっと驚いたようにも見えましたが、嬉しそうで。
ブログの言葉もテンション高かったですよね(笑)



歌ゲストとして紹介されて一旦捌けたけいちゃん。
すぐに物語の2幕が進みます。


そしてカーテンコール。
キャストさんが舞台上に続々と登場。
主演、紫吹さんも揃ったところで、みなさんに迎えられ、けいちゃん再登場です。
けいちゃんと裕ちゃんで紫吹さんの両隣でした。


今回、劇場入口で「ららら」の歌詞が配られ、キャストと一緒に歌いましょうということになっていました。
なので客席も総立ちで合唱です。
ちょっとライブ会場のようにも。

もちろん、ゲストのけいちゃんもキャストのみなさんと一緒に歌いましたよ。
歌中に、葵役のAKINAちゃんと何度か目線を合わせているのが新鮮でした。




今回も、観に行けて良かったなと思います。
けいちゃんはゲスト出演という枠の中で、十分楽しませてくれました。

けいちゃんの歌を初めて聴く人の方が多いであろう客席。
ですが、温かく迎えてもらえたようにみえました。
感謝ですね。
拍手、たくさん頂きました。



自分としては
モナとは違う雰囲気での歌
素のけいちゃんらしさのある歌
に、癒やされました。

同じ月内で、違うけいちゃんの歌声を楽しめる機会はあまりないので。
贅沢だなぁと思いながら、ひとときの非現実を楽しみました。