舞台『あまから』。
とうとう千穐楽を迎えました。
“女優保田圭”にとっては記念すべき20作品目。
節目を飾るに相応しい、素敵な作品でしたね。
作品の持つあったかい世界観が。
けいちゃんの持つあったかい人柄とも重なって。
けいちゃんがこのタイミングでこの作品と出会えたこと。
偶然ではないのだろうなぁと思います。
今回は、前回の駄文では書ききれなかったことを中心に。
自分用記録として補足しておこうと思います。
実は、最初にこの作品を観劇した時。
観られなかった表情や芝居が結構ありました。
前方の席で、前の席の方が舞台に被ってしまい、隙間から舞台を観るような状態だったのです。
舞台の奥や、手前であっても角度が悪いと全然で。
細かい部分も結構見落としていました。
さらに、この舞台、毎日のように公演前に稽古が行われ、変化を遂げています。
大森プロデューサーが毎日録画したものをチェックし、ダメ出しや変更を行っていたそうです。
板にのせても完成度を上げようとした、こだわりの意欲作。
客席の反応が前よりもいいのは、試行錯誤の賜物でしょう。
そんなわけで。
前回のレポとは変化している部分もありました。
前回のレポに書いた部分が無かったりして。
自分の記憶違いだったのかもしれないなぁとも思うのですが(苦笑)
記憶違いであっても、初めて作品を観た印象として。
その時の自分が受け取ったありのままを残しておきたいので。
そういう意味で、あちらは変更せずにそのままにしておきます。
余所のレポとは内容が違っていたら、そういった理由からです。
前回のレポが“声”中心になったのは、表情や演技を追いきれなかった。
そんなところも大いに関わっていますが(笑)
作品全体を楽しめましたし。
前回書いたように、けいちゃんの“声”の使い分けによる感情表現。
表情が見える見えないに関わらず、見事でした。
もちろん、全部が見えなかったわけではありませんから。
けいちゃん演じる優の可愛らしい仕草や。
人情喜劇らしく喜怒哀楽がころころ変わる表情も。
ちょっと大変な席ではありましたが、楽しむことができました。
ただ、“涙”。
これはちゃんと観えた時の印象は凄く強くて。
凄すぎて、思わず息をのみました。
大粒の涙がポロポロと。
嗚咽をあげたりすることもなく。
ただただ静かに溢れ、零れ落ちる。
胸が締め付けられ、見入ってしまいました。
けいちゃんが舞台でここまで涙するのは初めてではないでしょうか?
初舞台の『羅生門』で。
泣く演技がうまくいかず、稽古場で演出家に泣かされていたというけいちゃん。
公演前には、主演だった浅丘ルリ子さんや仲村トオルさんに「とっても良くなった」という言葉を頂けるまでになって。
努力の成果を認めてもらえましたが。
そんなけいちゃんが“涙”の演技で魅了する日がくるなんて。
あの時、誰が想像したでしょう?
“涙”に魅せられた今、しみじみ女優としての成長を感じています。
本当に嬉しいことです。
最初観た時に気になっていた社長秘書沢田をひっぱたくところ。
そこもパシッといい音がして。
直後の優の怒声はやはり響きましたし。
よりスッとしました。
保田圭ファン倶楽部さんのサイトにも書き込ませて頂いたことですが。
今回、けいちゃんが演じた宮田優という役は、今までにないくらいけいちゃん本人に近い役だったと思います。
素直でまっすぐな性格。
周りの人に心配をかけないように振る舞うところ。
家族を大事にし、家族の仲が良いこと。
いつも周りにたくさんの人がいて、みんなから愛されていること。
今までいろいろな役を演じてきた中で、一番けいちゃん本人に近いかと思います。
だからこそ、ラストまで保田圭個人を感じさせず、役の宮田優として舞台に存在していたこと。
劇場で、
けいちゃんではなく
優ちゃんを見守ってきた
と言えること。
それが本当に凄いと思うのです。
素敵な女優になったなぁと改めて感じました。
優は、経験を重ねた今のけいちゃんだからこそ演じることができた役なのでしょうね。
この出会いに感謝です。
もうすぐ千穐楽の幕が上がりますね。
終わってしまうのは寂しいですが。
最後までたくさんの笑いと感動を届けて欲しいと思います。
とうとう千穐楽を迎えました。
“女優保田圭”にとっては記念すべき20作品目。
節目を飾るに相応しい、素敵な作品でしたね。
作品の持つあったかい世界観が。
けいちゃんの持つあったかい人柄とも重なって。
けいちゃんがこのタイミングでこの作品と出会えたこと。
偶然ではないのだろうなぁと思います。
今回は、前回の駄文では書ききれなかったことを中心に。
自分用記録として補足しておこうと思います。
実は、最初にこの作品を観劇した時。
観られなかった表情や芝居が結構ありました。
前方の席で、前の席の方が舞台に被ってしまい、隙間から舞台を観るような状態だったのです。
舞台の奥や、手前であっても角度が悪いと全然で。
細かい部分も結構見落としていました。
さらに、この舞台、毎日のように公演前に稽古が行われ、変化を遂げています。
大森プロデューサーが毎日録画したものをチェックし、ダメ出しや変更を行っていたそうです。
板にのせても完成度を上げようとした、こだわりの意欲作。
客席の反応が前よりもいいのは、試行錯誤の賜物でしょう。
そんなわけで。
前回のレポとは変化している部分もありました。
前回のレポに書いた部分が無かったりして。
自分の記憶違いだったのかもしれないなぁとも思うのですが(苦笑)
記憶違いであっても、初めて作品を観た印象として。
その時の自分が受け取ったありのままを残しておきたいので。
そういう意味で、あちらは変更せずにそのままにしておきます。
余所のレポとは内容が違っていたら、そういった理由からです。
前回のレポが“声”中心になったのは、表情や演技を追いきれなかった。
そんなところも大いに関わっていますが(笑)
作品全体を楽しめましたし。
前回書いたように、けいちゃんの“声”の使い分けによる感情表現。
表情が見える見えないに関わらず、見事でした。
もちろん、全部が見えなかったわけではありませんから。
けいちゃん演じる優の可愛らしい仕草や。
人情喜劇らしく喜怒哀楽がころころ変わる表情も。
ちょっと大変な席ではありましたが、楽しむことができました。
ただ、“涙”。
これはちゃんと観えた時の印象は凄く強くて。
凄すぎて、思わず息をのみました。
大粒の涙がポロポロと。
嗚咽をあげたりすることもなく。
ただただ静かに溢れ、零れ落ちる。
胸が締め付けられ、見入ってしまいました。
けいちゃんが舞台でここまで涙するのは初めてではないでしょうか?
初舞台の『羅生門』で。
泣く演技がうまくいかず、稽古場で演出家に泣かされていたというけいちゃん。
公演前には、主演だった浅丘ルリ子さんや仲村トオルさんに「とっても良くなった」という言葉を頂けるまでになって。
努力の成果を認めてもらえましたが。
そんなけいちゃんが“涙”の演技で魅了する日がくるなんて。
あの時、誰が想像したでしょう?
“涙”に魅せられた今、しみじみ女優としての成長を感じています。
本当に嬉しいことです。
最初観た時に気になっていた社長秘書沢田をひっぱたくところ。
そこもパシッといい音がして。
直後の優の怒声はやはり響きましたし。
よりスッとしました。
保田圭ファン倶楽部さんのサイトにも書き込ませて頂いたことですが。
今回、けいちゃんが演じた宮田優という役は、今までにないくらいけいちゃん本人に近い役だったと思います。
素直でまっすぐな性格。
周りの人に心配をかけないように振る舞うところ。
家族を大事にし、家族の仲が良いこと。
いつも周りにたくさんの人がいて、みんなから愛されていること。
今までいろいろな役を演じてきた中で、一番けいちゃん本人に近いかと思います。
だからこそ、ラストまで保田圭個人を感じさせず、役の宮田優として舞台に存在していたこと。
劇場で、
けいちゃんではなく
優ちゃんを見守ってきた
と言えること。
それが本当に凄いと思うのです。
素敵な女優になったなぁと改めて感じました。
優は、経験を重ねた今のけいちゃんだからこそ演じることができた役なのでしょうね。
この出会いに感謝です。
もうすぐ千穐楽の幕が上がりますね。
終わってしまうのは寂しいですが。
最後までたくさんの笑いと感動を届けて欲しいと思います。