本日放送されたテレビ朝日「ロンドンハーツ」。
久しぶりに保田圭ちゃんが出演しました。



今回の企画は「有吉先生のタレント進路相談」。
芸人の有吉弘行さんが、今後の方向性を迷ってる?タレントさんとマネージャーさんにアドバイスをするというものでした。

有吉さんですから、もちろん毒舌。
毒舌で斬られる分だけ、そこに笑いがうまれるという企画です。



まず。
けいちゃんのマネージャーさん、初めて見ました(笑)
鬼高さんというお名前も今日知りましたし。
見た目もそうですが、けいちゃんの話し方からすると年下?のようですね。
他のマネージャーさんにはあった担当期間紹介がありませんでしたが。
いつからけいちゃんの担当なんでしょう?



進路相談の一番手となったけいちゃん。
これまでの活動経歴と現状の仕事について紹介されました。

活動経歴はもちろんモーニング娘。在籍時から。
デビュー直後、ミュージックステーション初登場の映像がありましたね。
けいちゃん17歳。
これは今ではかなり貴重です。
プッチモニやら卒業ライブなんかもありました。


そして、娘。卒業後の仕事として紹介されたのがバラエティー、ドラマと舞台。
バラエティーはロンハーの過去出演時の映像。
舞台は、“女優保田圭”として初舞台だった『羅生門』の記者会見の模様でした。

舞台の紹介には期待していたんですけどね。
せっかくのテレビ朝日ですから主催公演だった『人生はショータイム!』の映像がチラッとでもあるんじゃないかと。
ちょっと残念。



マネージャーさん、そして事務所の方針としては、
“舞台女優の星”
へ育てていきたいそう。
この方向性は近年の活動をみていればわかります。
ブレてもいませんよね。
今年7本の舞台出演というのも着実な活動からくる結果だと思います。


“ミュージカル”もできるように
というのは、けいちゃん、ファン、事務所のすべての一致した意見ではないでしょうか。



有吉先生曰わく、
舞台は実力があるから出演
もしくは、
仕事がないからねじ込む
のどちらか。

言いたいことはわかります。
テレビで露出の減ってきたタレントさんの名前を、舞台出演者の中に発見することも多々あります。


でも、これって舞台を作っているすべての方に対して失礼です。
テレビに出られない人が仕方なく舞台に出るみたいな言い方だと思います。
芸能活動ってテレビに出ていれば勝ち組、それ以外は負け組というものなのでしょうか?
テレビとは違う方向性を考えてのチャレンジだとは思ってもらえないのでしょうかね。

確かに、世間一般ではそういう捉え方をされることもありますが。
芸能人である有吉さんの言葉であるというのは、とても悲しいです。


全体的に楽しく番組を見ましたが、さとう珠緒さん、にしおかすみこさんにも問いかけたこの部分だけは、イヤな気分になりました。
舞台にそういう中途半端な考えで立っている人が居るような言い方。
真剣に作品を作っているすべての方に失礼です。


そして、後者と答えた方が面白いと判断したマネージャーさんたち。
自分のタレントがテレビに映って盛り上がる方がいいと考えるのは当然のことではありますが。
後半の方になっていくにつれて、予定調和として半笑いで答えていましたね。

にしおかさんのマネージャーさんに至っては、完全にスケジュールを埋めようとしたと強調してきました。
3人重ねた分、笑いは大きくなりましたが。
やはり、イヤな気分になったことは事実です。

今後、どんな顔をして舞台関係者に会うんだろう?
あれはバラエティー番組で笑いをとって盛り上げる為ですなんて言うのでしょうか?
バラエティー番組ですし、マネージャーさんたちがそう答えるのは当然と頭ではわかっていても、自分の中では納得できない部分でした。



一番手だったけいちゃんマネージャーの鬼高さんは
「否めない部分もある」
と完全には認めないものの、後者であることも否定しない答え方。

これにはけいちゃんがご立腹。
けいちゃんが怒ってくれて良かったです。

バラエティー番組として正解のリアクションである以上に。
“女優保田圭”として私は本気、というのを見せてくれて。
ホッとしました。


鬼高さんが言い淀んでいたのは、
一番手だったので笑いとしてどちらがいいのか考えた
というのと。
すべての作品がそうではないけれど、そういうこともある
ということなんだろうなぁと自分は理解しています。
年間7本は詰めすぎと言われても仕方ないですから。


ただ、目標とするのは大地真央さんということは、本気で舞台女優を極めさせようと思っているからでしょう。
あまりのビッグネームにこちらも驚きましたが。
けいちゃんも驚いていましたね(笑)
実力もあると感じているからこそ出せる名前だと思います。


舞台の話、最終的にはなんで今回出演したのか主旨がぼやけてしまいましたよね。

舞台女優を極めさせたくて、現在積極的に舞台活動をしている。
方向性は決まっていて、その活動も順調。
進路相談に来た意味ないじゃん(苦笑)


自分がそう思うくらいですから、有吉さんだって困ったでしょうね。
そこには突っ込みようがなかったと思います。
大地真央さんは美人
なんて、誰でもわかるような話でどうにか進めました。



そして、舞台ではいじれなくなってしまい、話が違うネタへ。

鬼高マネさんが、オカリナ、ルームランナー、大検といったけいちゃんの飽きっぽさを列挙。
そして続いている趣味としてカメラの話へ。
ポケモー。で公開するも、あまりダウンロードされていないというオチにどうにか繋げました。
いじられるエピソードを探して、無理矢理持ってきたような感じでしたね(苦笑)

そもそも、ポケモー。会員自体、娘。絶頂期に比べ今はかなり少ないでしょうし。
けいちゃんファンでも登録してない人、多いんじゃないでしょうか?


けいちゃんが後輩の写真集を一冊撮っているというカメラマンの仕事の部分は一切触れず。
カメラネタをどうにか笑えるように広げて。



有吉先生の最終判断は、
“ハロプロ寮のおばさん”(笑)

この答え、苦し過ぎますよね。
後輩盗撮とか(苦笑)


あまりに中途半端な答えに…。
「LOVEマシーン」はあなたの曲じゃない
って最初切れ味よかったのが嘘のように。
ネットなんかにありそうなネタで終わりました。


一応、アイドルだったってことに気を使ったのか。
割と大手らしいアップフロントという会社にビビったのか。
それほど毒舌な感じがしないのですが。
斬るならもっとバッサリ斬って欲しかったなぁ。


寮母ってなんだよ(苦笑)
くらいな感じです。



一人目だったけいちゃんが一番普通な感じで終わってしまいましたね。
小森純さんはご本人よりマネージャーさんが目立って終了してしまいました。

JOYさんあたりから有吉さんの切れ味が急に鋭くなった気がします。
自分、JOYさんをでくのぼうとは思いませんが、かなり笑いました。

にしおかさんには同期の芸人仲間として気兼ねなく言いたいことが言えたのでは?と思います。
26時間テレビ事件、テレビをあまり見ない自分はまったく知らない話でしたが。
それでも、一番ズケズケ踏み込む有吉さんに笑いました。
にしおかさんをしっかり生かしましたよね。
大オチのおいしいところまでもらえて、にしおかさんは良かったんじゃないかな?





けいちゃんの前半の舞台のくだりは、結局、有吉先生の答えには意味ないものになりましたね。

こちらとしては、けいちゃんが年間7本も舞台に出演していることをアピールできて。
本人も事務所も本気で舞台女優の道を歩んでいることを世間に知ってもらえたと思うので。
プロモーション的にはとても有り難い出演でした。

目標が大地真央さんというのも初耳でしたし。
本人もでしょうけど(笑)


これは、ますます全力で頑張ってもらわねば。
けいちゃん、“女優保田圭”さらに期待してます。