本日は七夕ですが。
あいにくの天気。
星空は見られそうにありません。



織姫と彦星に思いを馳せながら。
人を“信じる”ことについて考えていた保田圭ちゃん。

読んでいてドキッとしました。
自分の核心を突かれているようで微妙に痛かったです。



人を“信じる”こと。
これは本当に難しくて。



けいちゃんの言う、疑いの鎧をつけて自分を守ろうとするのは、まさしく自分です。

敢えて言わせてもらえば、
「疑い」は、強い否定的意味合いを含んでいる気がするのでちょっと違うかな。
「裏切られるかも」
とか
「信用できないかも」
という思いからの「疑い」ですよね?


自分としては、「探る」という言葉が一番しっくりきます。
「合わせてくれているのかも」
とか
「すべてが本心ではないのかも」
という思いがチラついたりします。


大差ないと言われてしまいそうですが。
ここはこだわりたいと。
常に思考がマイナスになっているわけではないので。




いつも、相手の本音を探ろうとしてしまう。
言葉や表情の裏を読もうとしてしまう。

これが、自分を守ろうとする鎧なんですよね。


「傷つきたくないから鎧をつける」
というけいちゃんの言葉は、自分に突きつけられたみたいで。
チクッと痛いです。
ありのままを受け入れ、無防備に向き合うことができない自分は弱いのでしょうね。





そして。

いつでも
どこでも
誰とでも
仲良くなれるけいちゃんが、自分と同じような部分を持っていたことに驚きを隠せません。


自分は寧ろ、けいちゃんは
無防備すぎる。
純粋すぎる。
と心配もあったりしました。
すぐに打ち解けられるのは、相手をすぐ受け入れてしまうからだろうと。

でもそれは違うことみたいですね。
すぐに仲良くなれるのは“人柄”。
それがずっと続いていくのが“信頼”。
そのことにも今更気がつきました。



怖いから
傷つきたくないから
鎧をつける

けいちゃんにもそんな部分があったのは驚きで。

臆病
なんて書いていましたが。
自分も同じくです。


鎧を纏わなくてもいいように強くなれたら
ともありました。



でも。
それはムリにそうなる必要はないんじゃないかな?と。



自分の弱さを知っている。
それを受け入れている。
その時点で、けいちゃんは強いと思います。
弱い自分を認めるには、心の強さがいると。


それに、自分にその弱さがあるからこそ、相手の弱さも理解できるのだと思いますし。
信じてくれる相手には精一杯の信頼で答えようと思えるのではないでしょうか。



だから、自分を守るための予防線くらい。
多少張っておくのは悪いことではないんじゃないかな?




自分を擁護するようですが。
そう思います。