保田圭・矢口真里STB139ライブに行って来ました。

もう幸せすぎて胸がいっぱいです。
まだ夢心地なのでいつも以上に下手な文章になってしまうかもしれませんが、あの素晴らしい空間が少しでも伝わればいいなと思います。



ライブ会場は六本木のSTB139。
六本木ヒルズの近くにある落ち着いたバーレストランで、昨年の初秋にもライブが行われた会場です。

恒例のオリジナルカクテルは、最後に披露される2人のオリジナル曲の名前が付けられていました。
その名も『君に届け』。
オリジナル曲のタイトルは、大阪のディナーショーに参加された方々のサイトやブログを覗かせてもらっていたので知っていました。
みんな表記がわからない為バラバラでしたが、カクテルに付いたこれが正式なタイトルだと考えてよさそうです。


衣装は、2人ともロングドレス。
矢口さんはピンクで肩がチラッと見えています。
長い髪を前におろしていて、頭にレースの何かがのっていました。
お人形のようでカワイイです。
けいちゃんは白で首周りが大きくあいています。
髪も短くなったので、肩や鎖骨が見えていてすごくキレイです。
肩が細くってまた痩せた?なんて思ったり。



さて、1曲目は『17才』。
出だしは緊張気味かな?と思いましたが、すぐ安定しますね。
爽やかでもう夏という感じでウキウキします。
「好きなんだもの」のとこで、マイクを両手で握って正面を向き、音程はありつつセリフ風に歌うのが可愛かったです。


2曲目は『ダイヤモンド』。
これはワクワクしますね。
「あぁ」「あぁ」の掛け合いとか。
たぶんなんですが、1回目と2回目のサビはハモってなかった?ような。
なので大サビのハモリがガツンときました。


3曲目は矢口ソロで『青春 僕』。
矢口さんのソロデビュー曲です。
この曲、初披露の放送を見ていました。
あの緊張は凄まじかったのだと思います。
音ハズシまくってて、声が出ていなくて、自分は不安に駆られました。
いつもの矢口さんならもっと歌えると知っているから。
他の出演者は褒めていましたが、「矢口の実力はそんなもんじゃない!あれを絶賛するのは力を見くびり過ぎてる!!」と悔しく思っていました。
その後のテレビ披露は勘を取り戻したようで、だいぶ落ち着いて歌えていましたね。
でも矢口さんはライブに強い!と思います。
今日はすごくのびのび歌っていました。


4曲目も矢口ソロで『真夏の果実』。
『青春 僕』もいいですが、やっぱり矢口さんの声はバラード向きと再確認。
昨年も男性アーティストの曲にチャレンジしていましたが、今回のサザンはかなり良かったのではないでしょうか。
「四六時中も好きと言っ“て”
 夢の中へ連れて行っ“て”」
細かいですが、この最後の“て”の響かせ方が凄く好きです。


5曲目は保田ソロで『Dear my friend』。
この曲は、昔けいちゃんがラジオ番組で作詞にチャレンジした時の曲だそうです。
その詞に曲を付けてもらってオンエアされたそうですが、自分は初めて聴きました。
歌詞はけいちゃんらしさが表れていて、言葉の選び方や並べ方がけいちゃんだなぁと。
もうだいぶ前の作品ですが、ブログに書く文章に通じるものがあって、あたたかい気持ちになりました。
JAZZ風なアレンジもカッコよくて、『君に届け』がCDになったらこの曲を2人でハモってカップリングにするのもいいのでは?と思いました。
声を響かせる部分が多くて、矢口さんの澄んだ高音もハマると思うんです。


6曲目も保田ソロで『HEY!真昼の蜃気楼』。
これは久しぶりのサックス披露もありました。
自分は、けいちゃんのサックス初めて生で聴きました。
最初はリズムが遅れぎみで力が入っちゃてましたね。
全体的に曲調に合わせた強い感じで吹いていましたが、ちょっと音が割れすぎかな。
テンポが速いので合間に演奏しつつ歌うには難しい曲だったと思います。
楽器吹くときって口の形が定まるまでにちょっと時間がかかりますから。
正しいというか慣れた構えにならないといつも通りの演奏は難しいと思います。
サックスはバリバリした音もカッコよくていいですが、もし次の機会があるとしたら、スローな曲をやわらかめに吹いているのも見たいです。


7曲目は『メドレー~ロマンティック浮かれモード・ドッキドキLOVEメール・手を握って歩きたい・恋の花・ロマンティック浮かれモード~』。
旧ハロプロのソロメンバーの曲のメドレーです。
アイドル曲を歌うときはスイッチが入ったみたいに声が可愛くなります。
噂に聞いていましたが、ホントに『ロマンティック浮かれモード』のときはザワザワするんですね。
ハロプロライブ未経験の自分はその意味がわかりません。
曲後の矢口さんの話によると、「この曲が始まるとファンの人が土下座をする」とか。
なぜ??
まぁ楽しみ方は自由ですからね。
ただ、歌中も盛り上げ方が騒がしい…。

このメドレーで一番好きだったのは『恋の花』です。
声は可愛く、歌い方はカッコよく。
そんな感じで歌い上げていました。


8曲目は『サマーナイトタウン』。
モーニング娘。のセカンドシングル。
そして2人のデビュー曲です。
ハロプロアワーの時のようなアレンジでしたね。
原曲よりもカッコよさが強調されていて、自分はこの感じの方が好きです。
これを歌っている時、2人のリズムのとり方が揃っていて、なんか可愛くて。
ハモリはもちろんビシッときめてます。
揺らぐことの無い安定感。
このアレンジで2人の完璧なハモリ。
何度も聴いている曲なのにゾクゾクするくらい魅力的になっています。


そして、ラスト9曲目は『君に届け』。
作詞 矢口真里
作曲 保田圭
によるオリジナル曲です。
2人も緊張しているようでしたが、自分もワクワク、ドキドキ、ソワソワな期待の高まる緊張を感じていました。

この曲、本当にいいです!!!

曲に引き込まれてしまって、ずっと前のめりになりながら聴き入っていました。
もう心が震えて苦しいくらい。
イントロから自分の好きな曲調だと感じてグッときていました。
癒されるような心地良いメロディー。
歌詞はまっすぐで心にどんどんきます。
ファンに対する気持ちだということ。
しかと受け止めました。
けいちゃんが「気持ちを入れすぎると泣いてしまって歌えない」と言っていました。
それぐらい想いが溢れた一曲です。
声の響きも他のどの曲よりも凄かったと思います。
今もまだ心がキュッとなっています。
これ誰も居ない所で一人で聴いたら号泣しそうです。
本当にCDにして欲しい!!!
ライブに来た人しか聴けないなんて勿体なさ過ぎます!!!
実際に聴いて、何が何でもたくさんの人に届けて欲しいと思いました。
自分も出来る限りのことはしたいです。
矢口さんが言ったみたいにアップフロントに手紙書きますか。
どうにかこの曲を幻にしないで下さい。



約一時間半のライブ。
もう大満足です。
聴いていて心地良いってのは今までにもありますが、一曲一曲にこんなにも心が動いたのは初めてです。
曲ごとにいろんな感情がうまれてきて、心が忙しくて疲労感もあります。
でもそこが全部を楽しめた感じがするのです。
充実した密度の濃い時間を過ごした表れとでもいうのでしょうか。
もちろん、言うまでもありませんが、歌声には癒されました。


けいちゃん、やぐっちゃん、バンドの皆さんお疲れ様でした。
素敵な時間をありがとうございました。