蛇の親が
「頑張って脱皮を繰り返せば
足が生えてきて自由に歩けるのよ
お母さんは
足が生えてこなかったから
せめて
あなたは頑張って
足をはやしてね
応援するから」
と
言っていったとする
この
教えは
おかしいことは
わかる
何故なら
蛇はいくら脱皮を繰り返しても
決して
足は生えてこないからだ
ただ
世の中には
蛇に対して
鏡に足を書いておいて
蛇に見せて
こんなに素晴らしくなれる!!
といって
高額なものを売りつけるビジネスが
氾濫している
そして
一生勘違いな努力をして
結局足がはえないまま死んでいく
正しいのは
「あなたは
あなたのままで良いのよ
例え蛇なら
蛇のまま楽しく、できることをやって
生きていくのよ」
と
教えることである
そうすると
足をはやそうとする努力など
一切しない
蛇のまま
生きていく覚悟を
早い段階で決めた人の方が
蛇として
立派に成長していくのは
容易に想像しやすい
僕はというと
ずっと
勘違いして生きてきた
頭はたいして良くない
容姿もたいしたことない
くせに
比較的
できる方だと勘違いして
容姿も普通だと勘違いしていた
それこそ
蛇のくせに
たいして努力もせずに
ヤモリになれると思っていた
いい年齢して
ヤモリに成れていない現実に
やっと自分は蛇だったと気付いた
さて
足が生えないなら
どうする?
しっかり
体くねらせて
進むしかない
まぁ
残りの人生
蛇としてしっかり生きていく
覚悟をすることだね
蛇の話の元ネタは
宮部みゆきさんの「火車」の中の
ワンシーンから



