ずっとブログ書いていなかったな・・・。

久しぶりに書いた記事を読むと、母の状況は変わらずですね(ノ_-。)

 

主人と一緒に母を病院に連れていきました。

母は、糖尿病で病院に来たと思っているので、

受付けの方に、「これがインシュリンと測定器です」と渡そうとしていました。

 

受付けの方も「物忘れ外来」と知っていたので、

「先生に渡してくださいね」と言ってくれました。

 

私はたくさんの問診票を書きました。

その間、母は主人と話をしていました。

横で聞いていると、やはり同じ話を繰り返し。

 

まず私だけ診察室に入りました。

日常生活のこと、母の趣味や母の今までどんな仕事をしたのか

いろいろ聞かれました。

 

この時、廊下で待っていた母は

「この状況はなんかおかしい。認知症の病院では?」と疑っていたそうです。

(↑後で、主人から聞きました)

 

そして、私は先生から認知症の告知について言われました。

 

「私は、本人に認知症だと告知します。

認知症だからと言って、生死にかかわる病気ではないですし、

お薬をちゃんと飲めば、症状は落ち着きます。

本人に認知症を理解してもらって、ご家族と一緒にがんばってほしいからです」

 

 

母は、認知症にかなりの抵抗があるのに告知していいのかと聞きました。

 

先生は、

「隠すと症状が悪化することもあります。

認知症は怖いものではない。しっかり治療すれば、認知症のスピードがゆっくりになります。おそらく本人に認知症と告知しても、忘れてしまうんですが・・・」

 

そうなのかと、その時は納得しました。

この後、この認知症の告知が、母のココロを傷つけ、情緒不安定になると思いませんでした。

 

母も診察室に入ってきて、

たくさんの質問、簡単な記憶テスト、そしてCTスキャン。

 

結果は・・・、

「中~重度のアルツハイマー型認知症」でした。

ただ、少しひっかるのが、脳の萎縮。

 

先生が思っているほど、脳の萎縮がありませんでした。

ただ、記憶テスト、問診はむちゃくちゃでしたので、

初期ではなく中~重度と判断されました。

 

母に認知症を告知すると言っていたので、

どんなふうに言うのか、オロオロしていましたが、

本当にサラッと

 

「アルツハイマー型認知症が見られますね。

最近とてもいいお薬がでていて、かなり症状が落ち着くんですよ。

どのお薬がいいか決めたいので、今度詳しい検査をしますね」

 

母はキョトンとしていました。

私は頭が真っ白になっていて、その後の先生の話をよく覚えていません。

 

その夜、母は泣いて暴れました。

「私はボケてない!なんであの子は私をボケ老人にしたいねん!

生きていてもおもしろくない!死んでやる!」

 

ここから母との戦いが始まりました。