卒業式 | シドニー奮闘記!!!

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2014年10月からオーストラリアのシドニーに留学することになりました!日々の出来事を綴っていきたいと思います。

5月3日は卒業式でした!
全課程は11月に終了していましたが、海外の大学の卒業式はこの様に遅いようです。

そしてびっくりした事がいくつか。。。
まず、大学の卒業式に出席するために出席代を払わなければならないこと($126)。
出席代には、3人までのゲストのチケット(3人以上呼びたい場合は追加料金)、角帽・マントのレンタル代、卒業証書代が含まれていました。
日本だと、出席代なんて取られないし、証書も無料で発行してくれますよね!?
そして写真代が高額!!!プロのカメラマンに撮ってもらう場合、撮ってもらうだけで$40、座ったポーズで撮りたい場合は+$40、撮ってもらった写真をダウンロードするのに1枚$60、印刷して欲しい場合はさらに別料金が取られます。。。
でも、日本でもちゃんとした卒業写真はプロに撮ってもらうとこの位かかるのかな。
カメラマンはプロなのか良く分からない若いお兄さんで、カメラは確かに高性能なやつでしたが。それにしても撮ってもらうだけでお金を取られたのはびっくり!
オーストラリアは本当に留学生には学費が高額ですが、最後までお金がかかりました(-_-;)

当日はホストマザーとオーナーが卒業式に駆け付けてくれました!
17時30分からスタートだったのですが、二人とも働いているため、間に合うかどうか、という状況で、またこちらの卒業式では一人一人が壇上に上がって学長と握手すると言う事で、式が始まる前、かなりソワソワハラハラしていました。
卒業生は式開始の90分前に到着していること、と言われていて、登録やマントのフィッティングなどを行いました。

憧れの角帽とマントを着て嬉しかったのですが、まだホストマザーもオーナーも到着しておらず、手持ち無沙汰でウロウロしていました。(クラスメイトはみんな2年間のマスターコースだったため、あと1年間勉強する必要があり、友達も全くいませんでした(T_T))

とりあえず、プロのカメラマンに写真を撮ってもらうことにしたら、「一人なの!?誰も来てないの??」と言われ、「ゲストは遅れてくる予定なの」と伝えて一人でポーズを撮っていました。(後でこの時の写真を見たら、殆ど笑っていなかった。。。)
「式の後もまた撮れるから」と言われ、あとで2人と一緒にまた来ようと決意。

そうこうしているうちに、ホストマザーが無事到着し、オーナーには会えぬまま、会場入りする時間になりました。

壇上ではどのように歩くべきかなど、簡単な説明がありましたが、ところどころ理解出来ず、とりあえず前の人を真似よう!と必死に見ていました^^;

私の番になった時、名字を若干間違ってアナウンスされ、しかもなぜか最終成績まで言われてしまい(300人位生徒がいましたが、私の他にあと一人位しか成績を言われている人はいなかった。なぜ。。。)、苦笑いで壇上を歩きました。

開始15分位で私の番は終わってしまったので、あとは他の生徒の様子や来賓挨拶をずっと見て、約2時間の式が終了しました。

約4年前頃から本気で海外に行く事を考え始め、本当に色んな事を経て、ここまで突っ走って来ましたが、「あぁ、これで終わりなんだぁ」と式の最中に実感し、何となく寂しくなりました。
私のオーストラリアでの生活はあとしばらく続きますが、永住するつもりはないので、こうやって、あれ程夢見て、無我夢中に突き進んで来た事が、こうやって一つ一つ終わっていくんだなぁと。

昔の上司に「海外にいると、ただ何となく流されて日々を過ごして滞在を延長する、と言ったような事が起こりがちだから、期限を決めたなら、その期限を全うしなさい」と数ヶ月前にアドバイスをもらったのですが、それが今なら良く分かる気がします。

最近は日本にいた時のように毎日オフィスに行き、土日は一日は家の掃除や洗濯、料理をして、もう一日はどこかに行く、というルーティーンになっていて、オーストラリアでの生活が特別なものではなく日常になった、という点では素晴らしいことではあるのですが、どこか気持ちが抜けてきていた部分があるので、これからまた改めて毎日を大切に過ごして行きたいと思います!

卒業式後は、ホストマザー、オーナーと写真を取り、会場の外に軽食が用意されていたのですが、あまりの人混みに我々は早々に退散。

地元の駅でイタリアンを食べ、家に着いたら、どっと疲れてベッドに倒れ込みました。

バタバタして、あっという間に終わってしまいましたが、無事卒業が出来てとても嬉しいです!!!