未だ世界最強と言われている戦闘機 F-15 の E型「Strike Eagle」
F-15E は湾岸戦争でイラクを恐怖のどん底に突き落とした、
死の鷲である。

片翼を失っても堕ちなかったことで有名である。
なんとパイロットも帰還して、戦闘機から降りるまで片翼が吹っ飛んで
無くなっていることに気がつかなかったそうだ。
「着陸する時どおりで今日は風がつえぇと思った。」と言ったとされている。
機体が凄いのか、人知の域を超えたパイロットの卓越した操縦技術が
達人の域に達しているのか…いや、両方だろう。

この Strike Eagle と F-15A Eagle の見た目の大きな違いは、2人乗りの
複座式になっていることと、ラジエターのエアインテイクがデブに
なっているところだ。
まず複座式については機能を盛りすぎて、遂に 1人では管理できなくなったのだ。
おデブ体型に至っては多くの兵器を搭載するために、安定性を考慮したことによって
デブデブなスタイルになってしまっている。
最強と言われているのにまだ兵器を積もうとしているのか…。
相手からしたら死神の様な存在に違いない。

それにしても、本当に鷲の様に翼が大きく、鷲の様に威厳があって
この Strike Eagle は F-15 シリーズで最もかっこいいと思う。
しかし、この戦闘機が今後世界中のあらゆる場所で活躍しない事を祈る。
活躍の場は航空ショウだけにして欲しい。
by X-Ray