山口の旅は1泊2日だったから
 
時間を有効に使うために
 
お土産の買い物は
 
夕食後に旅館内のショップで済ませた。
 
 
 
結構な量になったため
 
宅急便で我が家に送ろうと思い
 
ショップのレジ係の男性(65歳くらい)に
 
宅急便で送る旨を話して
 
不要な箱を求めた。
 
 
 
レジ係の男性がそばにいた女性に指図をして
 
出してくれた箱は、大きすぎたため
 
私はゴミ箱の横に
 
畳んで置いてあった箱を指して
 
「あの箱の大きさでちょうどいいと思います」
 
と言って、その箱を出してもらった。
 
 
 
ゴミ箱の横に畳んで置いてあるのだから
 
その箱は不要な箱で、しかも
 
普通に考えれば、単にゴミだ。
 
私はゴミを譲り受けて荷造りをしようと考えただけ。
 
 
 
ところが
 
お会計を済ませてから荷造りをしようと思っていたら
 
レジ係の男性は
 
箱を組み立てて
 
バーコードリーダーで私の購入したものを
 
ピッピとスキャンしながら
 
その箱に詰め出した。
 
 
 
まあ、そこまではお店側の普通の対応だけれど
 
驚くことに男性はスキャンの最後に言ったのだ。
 
 
「お箱代を100円いただきます」
 
 
え?
 
それ、化粧箱じゃないよね?
 
それ、ゴミだよね?
 
 
 
 
 
目が点になったけれど
 
もちろん、私は何も言わずに100円を支払った。
 
 
 
ちなみに
 
私の購入した代金は7,800円ほど。
 
大枚をはたいたわけではないけれど
 
決してお安い買い物ではない。
 
 
もちろん、たった100円を支払うのが惜しいわけではない。
 
 
ただ
 
ゴミに出す段ボール箱にすら
 
値段を付けて売らなければならないほど
 
旅館の経営が逼迫しているのか
 
その点に、目が点になった、というか
 
ちがうな
 
過去の人生に於いて
 
不要な段ボール箱を例えばスーパーに例えばコンビニに
 
手ぶらでもらいに行って、お金を取られた経験は
 
まったくなかった。
 
だって、不要なんだし
 
だって、ゴミなんだし。
 
 
 
コンビニで
 
段ボール箱をいただいて、その場で荷造りして
 
図々しくもガムテープをいただいても
 
荷造り代として、段ボール箱やガムテープ代を
 
請求されたことはなかった。
 
 
 
だがしかし
 
この旅館の場合
 
箱は不用品でもガムテープは不用品ではないし
 
荷造りする客に
 
いちいちガムテープを与えていれば
 
チリも積もれば山となるやもしれないけれど
 
いやいや
 
でも、そんなみみっちい旅館に2度と来るものか
 
と客が考えたら
 
ガムテープ代の方が安いんじゃないかい?
 
 
 
 
 
いやいや、でも
 
7,800円も買い物をしたのだから
 
タダで荷造りしろ、とか思う私の方が
 
みみっちい?
 
分かんないわ。
 
 
 
 
 
 
以下、山口の旅土産。
 
 
 
 
外郎(ういろう)は空港で買った。
 
 
 
 

 

 
夏みかんの羊羹は旅館のショップで。
 
写真を撮る前にハルオさんが召し上がりました。
 
 
 
 
 

 

 

 
外郎と羊羹は、私はこうして品良くいただきましたの。
 
 
 
 

 

 

 

 

 
和三盆クッキー2種は旅館のショップで。

 

 

 

 

 

 

 
夏みかんのスライスも旅館で。
 
 
 
これはまだ未開封。
 
紅茶に浮かべて楽しもうかな。
 
 
 
 
 

 

 

 
これも旅館で。
 
山口県版のぷっちょ。
 
 
 
 
その他
 
旅館でお友だちの分も買ったのよ。
 
 
段ボール代(ゴミ)に100円。
 
 
 
 
 
 
 

 

 
萩焼の茶碗はお高いものじゃありません。
 
 
 
これは、旅館を出てから街中で買って
 
連れて帰って来た。
 
 
 
 

 

 
そして!
 
定番の
 
何でこんなもの? なお買い物。
 
 
 
分からないなあ、なんで、買ったんだろう?
 
織り姫さまかな? 弁財天さまかな?
 
琵琶持ってるから弁財天かも。
 
 
 
 
 
 
 
 
家に帰って
 
箱代を取られた話をハルオさんに話したら
 
「そんなところで買い物するから」って。
 
「旅館のお店は高いのに決まっている」って。
 
 
 
 
 
んー?
 
そこじゃないんだなあ。
 
それじゃあ、私が悪いことになっちゃうじゃない。
 
 
 
 
 
男ってば(一般論で語ってごめんよ)
 
味方をしてくれているつもりで
 
全然、味方になっていないってこと
 
わかってないんだなあ。