アエロフロート・ロシア航空の帰国便です。
ミュンヘンエアポート第1ターミナル
Dフロア
12時35分、定刻通りモスクワへ向けて離陸。
ビジネスクラス機内アメニティは
前列シートのポケットに既に配布済み。
離陸前に私の担当のCAのお姉さんがご挨拶にみえる。
離陸前の飲み物を聞かれるが、ノーサンキューで。
その後、ワインリストとメニューを持って
昼食のワインとオードブル、メインのリクエストを
尋ねられる。
ポートワインがあったので
それを頼むと
ポートワインはフライト時間が6時間以上でないと積んでいない、という。
可愛らしいCAさんは
とても申し訳なさそうな顔をする。
ロシア人のCAさんだから、つっけんどんなのじゃないか
と思っていたけれど
担当になった彼女たちは皆、可愛らしくて
物腰が柔らかだった。
JALのCAさんたちの接客に引けをとっていない。
ポートワインがなかったので
甘口のワインを尋ね、
比較的、甘いものがあると言うので、それを頼んだ。
ワインとナッツとオードブルは生ハム、
メインは牛ステーキ?
飛行機だものね、鉄板で焼いたものじゃなく、
ローストビーフのような焼き加減。
それからデザート
そしてチョコレート。
食事は流石にJALのように豪華ではないけれど
たった3時間の飛行時間でこれだけ出していただければ
十分、と言うよりも私には多すぎる。
お味もまあまあ。
まあまあ?
うーん、まあまあです。
ミュンヘンとモスクワの時差は1時間。
16時40分
定刻通りモスクワ・シェレメーチエヴォエアポート到着。
しかしここからが長い。
モスクワ空港の乗り継ぎは
同じターミナル間だとしても油断できない。
ターミナルにはボーディングブリッジがなく
飛行機はターミナルから遥かに離れた沖に止まる。
そこからバスに乗ってからが長い。
30分くらい乗っていた気がする。
ビジネスクラスの客はバスではなく
普通のワゴン車でうやうやしくターミナルまで運ばれる。
やっと、ターミナルDに到着。
ふうう。
ターミナルに着いても安心してはいけない。
モスクワ空港では
トランジットだとしてもパスポートコントロールを
通り抜けなければならない。
飛行機の遅れが出てしまった時には
このパスポートコントロール通過が地獄らしい。
アエロフロートの評判を事前に調べた時には
ここを通過するのに手間取って
乗り遅れる日本人のなんと多いことかと
戦々恐々していたのだけれど
何のことはない。
がらんがらんで
あっさり通過出来た。
行きのときと同じラウンジに行く。
というかビジネスクラスのラウンジは1箇所だけだから
混み混み激混みで空席がない。
無理やり相席で座り込み
ジュースとフルーツだけをいただいた。
19時丁度、定刻通り成田に向けて離陸。
アエロフロートの乗り継ぎに間に合わなかった人たちの
アエロフロートをボロクソにディスるレポを読みすぎて
安全策を取って乗り継ぎ時間をたっぷり取ってしまったことが
悔やまれる。
アエロフロートは
なんの問題もありません。
運行は定刻通り
ビジネスクラスでは快適なラウンジを使えるし
CAさんたちは礼儀正しく優しく可愛らしい。
機内サービスも他の航空会社に負けてはいないし
座席も独立ボックス型ではないけれど
幅も十分だし180度フルフラットになる。
機内エンターティメントも充実しているし
日本語の放送はないけれど
モニター画面は大きいし。
この内容でJALの正規運賃のほぼ半額。
(40万円が20万円だって、ハナシね)
トランジットに時間を削られても
ツクネさんは
今後もヨーロッパに旅する際は利用するかと思います。
モスクワが意外に都会なのでびっくら。
モスクワー成田間は9時間30分なので
ポートワインが積んであった。
オリーブのおつまみでいただく。
ディナーのオードブルはハムの盛り合わせ。
メインはなんだか分からない。
トリュフオイルのなんちゃら、をオーダーしたら
こんなものが運ばれて来てしまった。
うへー、な顔をしたら
担当のCAさんが、とても申し訳なさそうな顔をしていたけれど
お姉さんのせいじゃないからね。
お姉さん
私には
日本食セットをしきりに勧めてくれたのに
素直に食べればよかったかな。
デザートはチョコレートムース。
繊細でオシャレなデザートは積んでおりません。
そのあたりがね、JALの半額運賃だからね。
英語の放送だったけれど
アラジンとか観ておりました。
こちらは朝食セット。
チーズの盛り合わせと卵のリゾット
またもやチョコレートプリンとヨーグルト。
リゾットはとても美味しゅうございました。