巷でも言っていますよね。
未婚の女性が犬を飼ったら婚期が遠のくって。
犬は可愛いですもん。
子供がわりになる。
犬の方も人間が大好きだから、本来は人間に向けられるべき愛情まで
全てを犬に持って行かれてしまう。
でもここで
私が語りたいのは
犬よりも後から出会ったパートナーとの暮らしの難しさです。
難しいです。
ストレスになります。
穏やかなハルオさんとだって難しいのだから
これから結婚しようと思っている女性は
穏やかな結婚生活を送るためには、
出来れば、犬は飼わないでいた方がいい。
飼いたいのなら結婚後に両者合意の上で。
揉め事の原因になることは少ない方がいいんです。
それに
結婚前に犬を飼ってしまったら
お相手の条件を狭める結果になってしまう。
それでなくとも婚活女性の男性に求める条件は厳しいのに
そこに「犬好き」の条件が加わったら
余計に対象が少なくなってしまうから、それはもう大変。
では具体的に、
犬を飼っていることで、どんなことがストレスになるのか
今朝の出来事をお話しますね。
我が家の愛犬男子ですが
たまに、粗相をします。
誤解をしないで欲しいのは
家の中のトイレで排泄する躾はちゃんと出来ています。
でも、トイレの中にたまたまウンチがあったときや
人間の目が離れたときに、たまにですが粗相をしてしまうのです。
今朝も、リビングのカーペットの上に置いてあった
クッションに粗相をしていました。
カーペットまで濡れていました。
それに気づいたのがハルオさんでした。
私は愛犬君を叱りながら
拭き掃除とファブリーズを撒き散らしています。
そこに、ハルオさんまで加わります。
もちろんハルオさんが加わるのは掃除ではなく「叱る」方です。
私よりも激しく叱ります。
「ツクネさんが甘すぎるから。ちゃんと叱らなきゃ」
それがストレスになります。
私はハルオさんと一緒に暮らし始める11年も前から
この子と一緒に暮らしています。
躾をしていないわけじゃありません。
たくさん叱りました。
でも、トイレ以外の場所で、出ちゃうんです。
だから、目を離すときには
紙オムツのマナーベルトを着けます。
でも
外れてしまうんです。
身体と毛が柔らかすぎて
キツく着けてもスルリと脱げちゃう。
散々叱って散々躾て対策もした後なのだから
もう、それは不可抗力と思うしか、ない。
でもハルオさんにしてみれば「ツクネさんが甘い」と言うことになる。
写真は、揉め事のタネです。
目の中に入れても痛くない、可愛い可愛い愛犬です。
私が黙々とお掃除をしている側でハルオさんは言います。
「ビニールを敷いたらいいですよ。百均から買ってきましょうか」
「家の中にビニールを敷いて暮らすのは嫌よ」
「でも、ツクネさんが大変じゃないですか?」
前述しましたが、私はハルオさんよりも11年も長く
この子と暮らしているんです。
あれこれ、対策を試してみないわけがない。
色々やりました。
スプレーを撒いたり、シーツを敷き詰めたり
でも、色々やって
諦めることが1番の解決策なのだ、と悟りました。
11歳です、この子は。
あと何年も生きられません。
この子がいなくなったら、床を張り替え
ソファーを買い替え
カーペットは高級な物を敷きます。
今は諦めているために
ソファーはボロボロ、カーペットはニトリの安物です。
でも、それでいいんです。
ビニールを敷いて暮らすよりもいいんです。
そうやって諦めて暮らしているのに
後ろからハルオさんに、ゴチャゴチャ言われることが
ストレスになるんです。
だから今朝は、ハッキリと言いました。
「ハルオさんが来る前は、
私は、ラムちゃんや、おしっこに対しての
ストレスだけで済んだのに
ハルオさんに言われると
言われたこともストレスになる。
一つで済んでいたストレスが倍になる」
「分かった、もう、言わないよ」
その後でハルオさんは、私のご機嫌取り。
「(私のお気に入りの)あのお菓子を買ってきましょうか?」
「太るからいいです」
ハルオさんが悲しそうな顔をしていたから
ハグをして仲直り。
なーんだ、結局はお惚気かあ、と思わないでくださいね。
男性の脳は「解決脳」だから
ハルオさんには悪気はないんです。
なんとか解決しようとして、口を出す。
でも、私は解決策を全くしてこなかったわけじゃなくて
色々試して諦めた後だからカチンと来る。
それは男女の違いで仕方がなくて
それを置いても
溺愛する愛犬のことを色々と言われるのは嫌なんです。
それに、男性の嫉妬心は女性以上だと言うし
だから
なるべくなら
婚活女性は犬を飼うのは止めた方が無難かと思うのです。
「ラムちゃん、申し訳ない、って顔をしているじゃない?」
「このひとの顔は、もともとそうです。それが作戦なんだから」
それはそうなんだけど
許してあげてくださいね。