犬と一緒に暮らしたことのないハルオさんは
それでも少しずつ進化している。
当初、ハルオさんは、ワンコちゃんたちを「犬」と呼んでいたけれど、
それが、いつの間にか「ワンちゃんたち」と呼ぶようになった。
「オスの方」と呼んでいたのは「ラムちゃん」に変わったし
「メスの方」は「マリちゃん」に進化した。
「犬に餌をやる」は
「ワンちゃんたちにご飯をあげる」に進化した。
最も進化が著しいのは、ワンコたちを
「ひとり」とか「ふたりとも」とか
人間の単位で呼ぶようになったことだ。
私が強制した覚えはない。
ハルオさんが自ら、ワンコたちを
我が家の子ども扱いにしているのだ。
お散歩時にはリードも持ってくれるし
車の乗り降りは抱っこしてくれるし。
さて
旅行中のお犬さまお預かり問題である。
ハルオさんの主張する、
飼い主の私の無責任だと言う発言に
一時は負けそうになったけれど
みなさまのコメントで「ツクネさんは悪くない」という言葉を
たくさんいただいたので、自信が付いた。
ここは、私の主張を曲げてはならない。
同居する時点での「犬の留守番を引き受ける」という
約束違反であること。
私は何度も念を押して留守番の件は確認した上で
次男に家を出てもらった、ということ。
次男に家から出て行ってもらった上に
自由に旅行が出来ないのならば
結婚することで、私は
幸せどころか逆に、不幸になるということ。
もしも、ワンコの留守番を引き受けられないのなら
長い期間、ワンコたちを他人に預けるとして
ワンコたちの精神面に不安があること。
少しでも犬たちの不安を減らすために
今から慣らし保育をしなければならないこと。
その費用はもちろんハルオさんに負担していただきたい。
もし、ペットシッターさんを雇うならば
ハルオさんには、その期間だけ
自宅に戻ってもらう必要があること。
（だって、ハルオさんが他人が家に来ることをよし、としないのだし）
等々、主張しましたらば
「分かった。私が悪かった。私が面倒を見ます」
ハルオさんはついに、負けました。
よっしゃ、勝利。
まあ
８日間もこの不器用なひとにワンコちゃんたちを
任せっぱなしにするのも不安なので、実際は
近所のお友だちに
ハルオさんのいない昼間だけでも顔を出してもらうとか
ペットシッターさんに、昼間だけ面倒を見てもらうとか
併用していこうと思っています。
コメントで
はっきり主張した方がいい、とのこ意見もいただいたので
この際だから、以下のこともはっきり言い渡しました。
ワンコちゃんたちの食器も洗うこと。
（ハルオさんは人間の食器は洗っても、ワンコのは放りっぱなしなの）
亡くなった奥さまの介護の話はしてもいいけれど
奥さまの性格や人望については語らないこと。
私の息子たちの育て方や息子たちについては
金輪際、悪く言うのは止めること。
外出先ではいちいちケチを付けないこと。
「分かったから、こういう話は苦手なんです。
もう、しませんから」
私が、きっぱり言い渡したら
ハルオさんは悲壮感たっぷりな顔をして
約束してくれました。
普段から、ハルオさんの言動にはイライラさせられて
文句ばかり言っている私でも
肝心なこと、本当にイヤなことは
言えてなかったんですね。
みなさんのコメントが、本当にありがたかったです。
私は「私が悪い私がわがままだから」と
どうしてもそう考えてしまって
結局は我慢をしてしまうから
そんなことが積もり積もって爆発してしまうから
私が悪いわけじゃない、というコメントは
本当に励みになったし
主張することで、良い方向に向かって行くと思います。
一昨日は、マザー牧場に「家族」で行きました。
渋滞だし人だらけだし花は咲いていないし
咲いていたのはちょこっとだし
なんでGWにマザー牧場に行かなきゃならないのか
私にはちっとも分かりません。
私はフリーランサーなので
GWは仕事をして
空いている平日に遊びに行くのを常としていて
お勤め人に合わせなければならないのは
とても不便で不満なんだけど
ここはハルオさんに合わせて、恩を売らなくちゃね。
だって、ハルオさんは
私の数倍もお出かけ好きで寂しがりやなんだもん。
16時を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなって
慌てて引き上げました。
４月にリニューアルしたばかりの
海ほたるのレストランはとてもキレイ。
千葉名物のピーナツアイスモナカを
スタバの椅子に座って
半分わけして食べました。
たくさんは食べられなくて
少しだけ食べたい時には、二人でいると便利ですね。