生き様は死に様、聞いたことのあることばを
ぼんやりと思い出す
そのことばは、今を生きる者には
ある意味、戒めとなる
ただ、今の私には、重く冷たい石となって
深く抉る
 
後悔と後悔、そして後悔
できない贖罪に、圧されたまま

日々はただ、過ぎ行く
いつも通りに
 
人の命は、儚いが
重い
重いは
儚い
 
小さな、小さな
でも、大きな
 
何故から始まる様々は
逃避でしかなくて
嫌気が差し
お酒が感情の吐露を赦すのを待つ
 
泣いたところで
どこかに混じる
冷静さは持った性か
 
生き様は死に様
ふと意識に上る

 
ごめんなさい
 
あなたを、救うこともせず
面倒な存在にすら思っていた愚かな姉
 
この世は
苦しかったか?
だからって何も、一番苦しい死にかた
しなくたっていいだろ
 
もう、熱くないから
また、気が向いたら
姉弟で生まれて
次があるなら
いい姉になるから

 






ときどき、効果音の雨音を聞きながらゆったりとする

雨音には高周波成分があるとかでリラックス効果があるのだという
 
プラス、心理的なものもあるのかな

晴れて爽やかなほうが
気分がよく雨だと憂鬱

けれど
休みで、出掛けたくないときは
晴れて爽やかだと、なんとなく時間を無駄にしているような
何かしないといけないような
焦燥に駆られる

雨だと言い訳がたつ、というか
ゆったりしてることに後ろめたさを感じない
きっとそんな心理もリラックスに一役買っている

だから、屋根にあたる雨音、みたいなものにゆったりするのかもしれない  

現実の雨音は、そのときの気持ちに因るからなんともいえない