産まれる赤ちゃんのうち
3~4%の赤ちゃんは
何かしらの問題を持って産まれる
と言われます
今回は
その約4%の内訳について
書いてみますね
参考になりましたら
嬉しいです
約4%の赤ちゃんは何らかの問題を持つ
2022年
約80万人の赤ちゃんが
産まれました
そして
産まれた赤ちゃんの中で
96~97%は先天異常はない
と言われています
その数字は
3~4%の確率で
先天的な問題を持つ赤ちゃんが産まれる
ということを意味しています
年齢が高めの人は
もう少しリスクが高くなりますが
それが多いか低いか
というのは何とも言えません
というのも
私は32歳ぐらいの時に
染色体異常の赤ちゃんを妊娠したので
いわゆる
「35歳過ぎたらアブナイ!」
みたいな考えは
あまり役に立たないのかと
思います
染色体異常を持って、産まれる確率は約1%
先程
3~4%の赤ちゃんが
先天的な問題を持っている
とお伝えしました
その中で
染色体の問題の赤ちゃんが
産まれる確率は約1%です
いわゆる
13・18・21トリソミーですね
これは妊婦さんの年齢と関係があります
「高齢になるにつれ、流産リスクが高まる!」
みたいなお話は聞くと思います
染色体以外の問題を持って、産まれる確率は約2~3%
先天的な問題を持っている
赤ちゃんの3~4%のうち
残りの2~3%は
染色体以外の問題をもって生まれます。
・心臓や血管の異常
主に形の異常
・口蓋裂
お口が裂けてしまう
・水頭症
脳室に髄液が溜まってしまう
など
でも
手術で治療できるものもあります!
これは
妊婦さんの年齢と関係ないと言われます
それ以外の問題を持つ赤ちゃん
そして残り約1%は
出生直後には分からない問題になります
・知的障害
・自閉症
・代謝疾患
・その他遺伝子疾患
など
これはNIPTでも見つけられません
原因となる
遺伝子が分かっていないからです
原因となる遺伝子が見つかれば
今後分かるのかもしれませんが...
遺伝子が分かっても
実用可能になるのかは
難しいところではないでしょうか!?
差別助長の問題や
今生きていらっしゃる障がいを持つ子と
そのご家族からの反対が
想定されるからですね
明日は我が身の可能性も
全体の3~4%だから
私は全然関係ないよ~
という方も
思われると思います。
仰る通り
ほとんどの方は関係ないですね
でも
私もそう思っていて
このような経験をしておりますので
基礎知識だけ知っておいても
損はないのかなと思います。
何かお役に立ちましたら
嬉しいです
同じ様に苦しむ方が
少しでも減ることを願って...
最後まで
お読み頂きありがとうございました!