手術室で看護士さんに声をかけられ目が覚めた
「あくびさん わかりますか? 手術終わりましたよ これから病室に戻りますよ」
あぁ 終わったんだ… 周りを見渡すと先生達はもういなく せっせと後片付けが行われていた  私はなんか返事をした記憶はあるがなんて答えたか全く覚えてない💧 麻酔で朦朧としてたらしい すぐにまた眠りに落ちた
再び目が覚めるとナースステーション近くの部屋にどうやら移動したらしい 旦那が顔を覗きこんでいた 
「リンパ腺に転移なかったって」
一番気にしてたことだったので その言葉にホッとする 看護士さんも側にいた 外は暗くなっていた
「痛くないですか 色んな物ついてますけど取らないで下さいね」 
へっ?私には点滴と酸素マスク 血圧と心電図を図る機械 酸素飽和度を図る機械 それとなんかうるさいと思ってた物 脚に血栓防止のマッサージャーが両足に 後尿管もついてた
凄い大袈裟に感じたけど 手術した直後だし当たり前なんだろうな… 
「2時間おきに見に来ますので… 何かあったらナースコール押して下さいね   
」と言って看護士さんが去って行った後 旦那さんに色々聞く
手術は4時間半位かかったこと 今は7時過ぎてること 先生に転移はないとか説明と癌巣と切除した乳を見せられたこと等々…
癌巣の写真撮った?と聞くと 「そんな空気じゃないし 勇気もなかったよ」と告げられる😅
「それより 切った乳が大きいことにびっくりした」ここで私 鏡にうつして傷見せてと旦那さんに注文 色んな器具着けられてるのと 術側の腕が肘以上上がらなかったので 旦那さんがいるうちに見たいと思って😅
見た第一印象は確かに傷の長さ長い 20センチちょいある ガーゼで覆われてるのでグロくは見えない ここで始めて廃液管が入ってるを確認
そんなことしてる間にまた寝てしまう 9時位に目が覚め 旦那さんに「寝てたよ もう玄関閉めるからと看護士に言われたから帰るね」 明日来るからと旦那さんお帰りに😞
そして 一人になると首もとに違和感を感じる 鎖骨が麻痺してる なんとか手で触って見ると術側の首から肋骨の当たりまで全体的に麻痺してる おかげで傷は痛くないのか? 痛みが少ないことに安心しつつ 長い夜を迎える 続く…