お腹まわりがそれはもう豊かになり、夜ストレッチをしてる田中です。

 

 

最近、気になる記事を見かけました。

 

 

中年太りは、脳内の神経細胞が持つ「ひげ」のようなものが縮小することによる。食事制限により「ひげ」の縮小が抑えられ、効果的に肥満予防ができたと研究チームが発表。

 

 

ちょっと待って…

たぶんこれを聞いたほとんどの人が思ったことでしょう。

 

 

「ひげ」が、どうのっていうのが新たな発見だったかもしれないけれど、食事制限、そこが難しくてみんな苦労してるんでしょうが…。

 

 

食事制限ができれば、そりゃ肥満予防できるでしょうよ。

 

 

実は、片付けでも同じようなことをよく言われます。

 

 

片付けを手っ取り早く成功させるには、モノを減らすことが一番なのですが、

 

「そんこと分かってる、

それができないから苦労してるんじゃないの!」

 

口で発しなくても、文面から怒りが感じとられるような発言をいただきます。

 

 

モノを減らさなくても、片付けられる人は、中には いるかと思います。

 

 

ですが、片付けのうまくいってないお宅は、だいたいモノの多さが目立ちます。

 

 

モノは少ない方が、断然片付けしやすいし、片づいた状態を維持しやすいです。

 

 

皆さん直観的に分かってらっしゃることかもしれませんが。

 

 

「忙しすぎて家のことやる余裕が全然ない~」

「今日は家事したくないな~」

 

 

なんて日ありますよね。

 

 

もちろん私もあります。

 

 

そんな日でも、整った状態で1日を終えることができるのは、家の中のモノが自分が管理できる量になっているおかげです。

 

 

先ほども言ったように、モノが多くても管理できる人がいる一方で、そこまでの量がないように見えても管理できていないという人がいます。

 

 

人によって管理できる量というのは、まちまち。

 

 

モノが何もなければ、片付けをする必要もありません。

 

 

モノが多ければ、それだけ管理が難しくなるのは当然です。

 

 

日々の片付けが回っていないというなら、自身の許容量を超えている可能性が高いです。

 

 

モノを減らしてみて、散らからない部屋を維持できるようになったなら、それがあなたの適正量ということですね。

 

 

モノを手放すことに罪悪感や心の痛みは感じるかもしれませんが、リスクなしに成功もありません。

 

 

むしろ、お金も掛けず一人ででもできる断捨離は、片付けを成功に導く最高の手段です。

 

 

まずは明らかな不要品から、そのあと種類別に取り組んでいってみてください。

 

 

片付けのことを考えないですむ日常は、ストレスフリーですよ。

 

朝、出掛け際に「手帳がない!」と慌てている夫。

 

 

いつも置いているクローゼットになかったらしく、

「カウンターに置いてなかった?」

と聞いてくるので、

「なかったよ」

と返事。

 

 

何にもないカウンター、どう見てもないでしょうよ。

 

 

夜寝る前いつも、カウンターとテーブルは最後リセット(何もない状態に)してから寝室に向かいます。

 

 

絶対的な自信でこっちにないことは確かなので、しばらく様子見。 (冷たい 笑)

 

 

でも、こっちのエリアは選択肢から外すことができるので、探す範囲が少なくて済むよね。

 

 

…と、ぼんやり思っているそばで、

「クローゼットに落ちてた~」

って。

 

 

ほらね。(どや顔)

 

 

以前に比べて、モノを探すという不毛な時間が減った我が家。

 

 

探しモノの時間は本当にもったいないです。

 

 

苦手だった書類管理も、仕組みを整えてから苦もなくできるようになりました。

 

 

薄い紙はどこにでも、もぐり込みやすいので、なおさら行方不明になりやすいです。

 

 

だから仕組み作りが大事。

 

 

ファイルボックス、個別フォルダー、クリアファイルの3つでできます。

 

 

ファイリング三種の神器です!(どや顔 2回目)

 

 

この前、家で保険の見直ししてもらっていたとき、

 

 

検診結果の書類が必要になり、ファイルボックスからスッと秒で出せた自分に心の中で、どや顔。(3回目 笑)

 

 

客人の前で慌てず騒がず探さず、スマートじゃないですか。

 

 

いまや私は探さない暮らしを手に入れました。

 

 

ほんとに楽です。

 

 

精神的にも良いです。

 

 

そろそろ探し物の人生から卒業しませんか。

 

 

卒業したいという方、ぜひご相談ください。

 

 

 

《過去ブログ》

「必要な書類をなくさないために」

↓↓↓↓↓

 

《過去ブログ》

「紙物(書類)が溜まらない仕組み」

↓↓↓↓↓

 

 

先日、老人福祉センター様からのご依頼で片づけ講座を行いました。

 

 

地域の高齢者支援の一環で、定期的にいろいろ内容を変えて行われているそうです。

 

 

『高齢者の生活が楽になる整理収納術』

 

 

担当の生活支援コーディネーターさんが考えてくださったタイトルです。

 

 

ただ…

 

 

「高齢者」って、ひとから言われるのはどうなんだろう…(汗)

 

 

心配になって担当コーディネーターさんに相談しました。

 

 

今回集まる方は高齢者の方、またはそれを支援する方なので、あえて入れた方が良いとのことでした。

 

 

私の不安も杞憂に終わり、皆さん耳を傾けてくださいました。

 

 

参加者の皆さんは、ほぼお互い顔見知りということもあって、和やかな雰囲気。

 

 

講座では、片づけの進め方やポイントなど、私の体験を織りまぜながらお話させていただきました。

 

 

そんな中、皆さんがひときわ興味を持って聞いてくださったのが、失敗談(笑)

 

 

片づけの流れとして、片づけようと思う種類のモノを全部出してから判別するというのが、原則としてあります。

 

 

そういった内容の後にお話しした、片づけ現場のエピソードです。

 

 

あるお客様宅の片づけ現場でのこと。

 

 

キッチンの片づけで、全部出すには手狭だったため、扉ごとにしていこうということになりました。

 

 

タッパー容器の整理で、ようやく要不要の判別が終わって次の場所へ進んだ時のこと。

 

 

扉を開けると…。

 

 

そう、大量のタッパーが再び登場したのです(泣)

 

 

結局またさっきの分も合わせて要不要の判別を改めてすることになりました。

 

 

その後の片づけでは、「すべて出す」ということを徹底するようになったのは言うまでもありません。

 

 

私にとって戒めとなった出来事でした。

 

 

そう話していると、気の毒そうな顔でみなさんウンウンと共感してくださり…。

 

 

人の不幸は密の味といいますが、ネガティブなことに反応しやすいのは自分の身を守るための本能的なものらしいです。

 

 

他人の失敗談を、反面教師として学びにできるということでしょうね。

 

 

「全部出す」という作業は、正直いうと結構な労力と時間を要します。

 

 

体力の不安のある方に、この作業をおすすめするなんて、「鬼か!」と言われそうですが、先程のエピソードでも分かるように、実はこれが1番の近道なんです。

 

 

全部出さなくても、いらないモノだけをピックアップしていくのでもよいのでは?と言われたことも何度となくあります。

 

 

その度、お伝えする二つのことがあります。

 

 

全部出すことで、自分が何をどれだけの量持っているかというのが把握できる、ということ。

 

 

そして、空間が一度リセットされて、最適なモノの定位置が確保できる、ということ。

 

 

これらは、全部出さないと出来ないことです。

 

 

ということで、皆さんも、

「さぁ片づけをやるぞ!」

というときは、整理するモノを一旦全部出していきましょうね。

 

 

ちなみに、種類別に進めることも大鉄則です。

(衣類は衣類など)

 

 

年末の大掃除前にモノを減らすと、掃除が楽ですよ~。

 

― 1日1回はリセット ―

(片付いた状態に戻すということ)

と講座でお話したら、そんな簡単にさらっと言われてもそれが難しいのに…って。

 

 

確かに~。

 

 

ここだけ切り取ると、そう思われてもしょうがないなと。

 

 

しかし、この話をしたのは、講座の中でも終盤も終盤…。

 

 

片付けの基本となる考え方をお話しして、片づけの進め方と収納のポイントをお話しして…

 

 

家の中すべての片付けが終わって、きれいをキープするために日常で気を付けるべきところという意味でお話しました。

 

 

あくまでも、散らからない仕組みが完成して、片付けやすい状態になってからのことです。

 

 

その状態になるまでにやることといったら、決してさらっとは言い表せませんし、簡単にできるとは思っていません。

 

 

むしろ、頑張ってそこまでの状態にできたからこそ、1日1回のリセットが可能になるんです。

 

 

私が現在の片づけに追われない暮らしができているのは、過去のうまくいかなかった経験がきっかけなので、簡単じゃないことは身に染みて分かっています。

 

 

現在のかたちになるまで、試行錯誤して骨組みをつくって、さらに習慣づけができるように日常で意識して…と、かなりの時間を要しています。

 

 

1年? 2年?

もしかしたら、もっとかかっているのかも。

 

 

でも、もう元に戻ることはないと思います。

 

 

一度散らからない部屋を経験してしまうと、こっちの方が楽すぎて、もとの片づけに追われる生活をわざわざしようとは思えないからです。

 

 

それぐらい今がしっくりときています。

 

 

不可能と思われがちな1日1回リセットの片づけですが、一度部屋が整えば数分でできるようになります。

 

 

例えば、リセットするための片付けに、1日10分くらい掛かるとします。

(ほんとはそんなにかからない)

 

 

これが1週間溜め込んだ散らかりを片付けるとなると、あくまでも単純計算でですが、7倍の量で1時間10分。

 

 

ちょっと考えただけで大変そうですよね。

 

 

そう考えれば、数分で済むうちに片付けた方が断然らく。

 

 

めんどくさがって後回しにしたばっかりに、余計に仕事が増えて、自分で自分の首を絞めるようなことに…。

 

 

なんだかんだ言っても、体を動かさなければ何も変わらないのです。

 

 

聞いただけで魔法のように片づけられるようになる、なんて、ありえません。

 

 

そんな簡単にできる方法なら、私も知りたい。

 

 

短い講座の中で、すべてをお伝えするのは難しいですが、

「ちょっとやってみようかな。」

…なんて、少しでも気持ちが動いてもらえたらなら、私としては万々歳 \(^^)/

 

 

私の話を聴いて、行動を起こすきっかけとなるならば、こんなに嬉しいことはないです!

 

 
 

定期的にやって来る持病のギックリ腰。

 

 

今月はその周期だったようで(涙)

 

 

気力体力ともに根こそぎ持っていかれるこの持病は、日頃当たり前のように動ける

ことの有り難さを嫌というほど感じさせてくれます。

 

 

起き上がるのが困難な私に代わって、家事を手伝ってくれた家族。

 

 

嫌々ながらも頼めば動いてくれて、いつもこうだったらなぁとちょっぴり思ったり。

 

 

まだ痛くはあるんですが、なんとか日常に戻ってきています。

 

 

で、気付いたのが思ったより、部屋が乱れていない…。

 

 

日頃、整った部屋を保てているのは、私が気付いたら(無意識なので気付かず?)片付けているおかげだと思っていたのですが…。

 

 

家族たちにも、片付けの意識と習慣がいつのまにか身についていたんだな~、と秘かに喜ばしく思っておりました。

 

 

もちろん、私の作り上げた散らからない仕組みが効いてもいるんでしょう(笑)

 

 

リビングは特に、みんなで使う場所なので、それぞれが気持ち良く過ごせる空間であってほしいですよね。

 

 

こういった共有の場には、個人的なモノは原則持ち込まないと決めておくと、スッキリを保てます。

 

 

それぞれが物を持ち込めば、あっというまにモノであふれ返ってしまいますからね。

 

 

リビングは、共有のモノを置くスペースや、くつろぐためにあえて何も置かない空間が必要。

 

 

リビングとしての役割を果たしてもらうためにも、ルールは大事です。

 

 

共有スペースを管理する場合は、ルールを設けると共に、片付け責任者を決めるのもおすすめです。

 

 

家族の中で片付けが得意な人が適任ですが、いなかったら主に家事をする人がいいかもしれませんね。

 

 

責任者は、片付けできているか、ルールが守られているか、など日々チェックする役割と、最終決断をできる権限を持ってもらうと、いざという時に円滑に事が進みます。

 

 

例えば、誰かがいくら言っても片付けなかったり、放置したままだったりの場合は、責任者の判断で処分してもよい…などといった取り決めしておきます。

 

 

一般的によくあるルールを例にあげてみます。

 

 

【リビング編】

 

 

・個人のモノは原則持ち込まない

(速やかに自分の持ち場へ戻す)

 

 

・使ったら元に戻す

 

 

・収納スペースが必要になるようなモノは相談の上購入する

 

 

・最終的な判断は責任者に従う

(ルール違反した場合など)

 

 

これ以外にも、ご家庭によって、独自のルールが追加されることがあるかもしれませんね。

 

 

内容は家族全員の了解を得て、周知しておきましょう。

 

 

ただ、いくら決め事といっても、処分などの場合は、一応もう一度最終警告はしてからの方がいいでしょうね。

 

 

遺恨を残さないためにも…。

 

 

責任者は面倒で大変そうと思うかもしれませんが、ある程度は自分の思ったようにできるというのが利点としてあります。

 

 

家の中を好みのテイストに持っていく事ができたりしますし…

(まさにウチのことですが 笑)

 

 

それに、自身がちゃんとできていないと、他の家族も聞いてくれないので、片付けようと意識するようになりますし。

(プレッシャーともいう 笑)

 

 

みんなが集う空間がいつも整っていて、それでいてくつろげるなら、家族にとって癒やしになることは間違いありません。

 

 

そう思うと家族の幸せに貢献してるな~と思えますよね。