19個の土星

19個の土星

'+・.毎日ぐるぐるまわってる.,・';+・.,



過去の記事を整理しています。たいして有益な情報はありません。検索で来られた方には申し訳ないです。
長年使用していたスキンがなぜか表示されなくなり、新しいものに変えたら過去の記事の文字の大きさなどが変わってしまいました・・・読みづらくてすみません。



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最近ヒットしたぱなこの行動と言動メモ

私「そのパン、チョコチップ入ってるんだよ」
ぱ「ちょこぴっぷ?」
私「ちょこちっぷ」
ぱ「ちょこぽっぺ」
(うまく口がまわってません!)


朝、布団からがばっと起きて・・・
「・・・メリット先生?」
(なんの夢見てたんだよ!)


プリキュアにでてくる丸まっちいキャラクターが、「お鼻をこしょこしょしてください~」というたびに、家ではぱなこの鼻をこしょこしょとしていた。
ある日、「こしょこしょしてください~」のセリフがテレビから流れ、ぱなこを見ると・・・
無言でお鼻を手でおおって隠していた!!


最近のぱなこの口癖
「ちょっとお父さん、かわいそうなんじゃない」


なんとひっさびっさの投稿です。

・・・ブログをやめたわけではなかったのです!

マはアメリカの会社をやめて、日本の会社に転職し、またアメリカの会社(買収された)の元上司に「日本法人のポストに空きがあるからおいでよ~」とよばれて、ふたたび転職しました。

この元上司の人が、買収先の会社で(たぶん)えらくなっており、US本社の人に話を通し、そっちの決済で採用されてました。


ぱなこはあと二ヶ月で4歳です。

家も買いました。

ブログが止まっていたのは、いろいろ忙しかったからです。

でも、最近ようやくぱなこに手がかからなくなってきました。

それで、本当にかわいくてしょうがないです。3~4歳くらいって、もう本当にかわいいですね~。1歳とか2歳はふりかえれば大変だった・・・。

今日は家の見学会(もう建ったのに人が集まらないからといって営業担当の人に呼ばれた)で、ホテルビュッフェの豪華ランチをタダで食べられたのはよいのですが、その後マがおなかを下しました・・・。

普段食べつけないもの食べたからなのか・・・。




ぱなこがめでたく2才を迎えました。

一応、電車が好きなぱなこのために、鉄道博物館へ行ったのですが、やっぱり動かない電車はあまり興味がないみたい…。ただ、ジオラマには非常に興味を示し、反応がよかったので行ってよかったと思いました。ちびっこが多くて、よくできた施設だなと思います。4才くらいになったらもっと楽しめそう。

最近はかなり意志の疎通ができてきて、いろいろこっちの言うこともわかるし、なんとなくおしゃべりできる感じでとても楽しいです。イヤイヤ期も脱したのか、ちゃんと説明すれば言うことをきいてくれます。

会社であったことをぱなこ相手に話すのですが、目をくりくりさせてきいています。たぶん半分もわかんないと思うんだけど、うんうんうなずいて、私の調子を見ては一緒に「や~ねえ」とか言ってくれます。かわいいなあ。

あとは、ものすごい悪い目つきでにへへへと笑うときもあるのですが、ものすごいかわいい顔で目をうるうるさせながら、「おっとー」ともっとお菓子やみかんをねだるぱなこを見ると、すっかりまいってしまい、これで最後だよと言って結局あげてしまいます。親馬鹿。
もうすぐ1歳11ヶ月。よく食べる子で13キロにもなりました…。保育園は食育にとてもこだわっているところで、肉・魚類は殆ど出ず、野菜・豆・穀類中心。私も洋食はほとんど作らないので、ぱなこはずっと和食党です。

ANAで帰ってきたとき、キッズメニューをほとんど口にせず(お菓子ばっかりでひどかった!)大人向けの食事の中にあったひじき五目煮をとっておいたら、むさぼるように食べていました。渋好み…。

1歳をすぎたころから、箸を持ちたがったので子ども用の短い箸をフォークやスプーンと一緒に食事時にだしていたのですが、最近、箸を使って上手に食べ物をはさめるようになりました。

主にお味噌汁の具を箸でたべていますが、最近かなり成功率があがっています。お豆腐やにんじん、だいこんなどを慎重にひろってぱくっ。持ち方もきれいだし、どこで覚えたんだろう。保育園ではスプーンとフォークのはず…。鉛筆やペンもいつのまにか上手にもっていました。書きやすいだろうと買った、握るタイプのクレヨンはあまり使ってくれません。

とにかく、大人と同じ、自分は何でもできると思っているようです。
オペラシティでやっていた展覧会の覚書を書いていませんでした。


篠山紀信の名前は知っていても、きちんと写真を見たことはなかったかもしれない。この展覧会では、鬼籍に入った方、象徴としてのアイドル、肉体の美などのテーマに沿って、とても大きく引き伸ばされた写真で構成された写真展だ。

篠山氏はアイドルの実態を暴くというようなことには興味がなく、カリスマ的な魅力を持つものの、そのカリスマ性を最大限に引き出せるような、そういう写真をとりたいと語っている。

展覧会には芸能人やアイドルのおなじみの顔が並んでいるけれども、この人は被写体に愛情があって撮っているんだということが伝わる、すばらしく美しく撮られたものばかりだった。

それが通り一遍の美しいけどつまらないものではなくて、その人の意外な魅力が引き出されていたり、今まで他の人が気づかなかった他の面を切り取っていたりするから、あなどれない。やっぱり一流の写真家なんだということを目の当たりにした写真展だった。

ちょっと前に、保育園でノロをもらってきたぱなこ。おやつの時間が終わった後、何人かがはいたり下痢をしたりしたそうで、そのうちの一人がぱなこでした。我が家では、ノロというものに初めて出会った日でした…。

日を追って母、私、父と具合が悪くなり、それぞれ症状の出方が微妙に違う。私は風邪っぽくなって夜に一回嘔吐と下痢をして、それ以降はなんともなかったけど、父は何回か下痢をしたようです。

もちろん一番ひどいのはぱなこで、いつも食欲だけは人一倍あるぱなこがまったくものを食べず、ただお茶や水を欲しがるだけ…。一番ひどいときは10分おきぐらいに下痢をして、「いたいいたい」と泣いていました。かわいそうに…。ただ、嘔吐や発熱はなく、まだよかったです。

おそろしや、ノロ…。
近美にいったあとはオペラシティへ、その後さらに行ったのが松涛美術館。

ずっと気になっている、坂田さんの展覧会でした。高校生のときに、芸術新潮の連載を読んでいたのですが、最初は「なんだこのぼろっちぃのは」と思っただけでした。(でも正常な反応だと思う)

ただ、そのときは若いので、とりあえず活字は全部読むのです。なんとなく読みつづけ、回を重ねるごとに、今まで自分にはわからなかった味というか、こういう見方もあるのかという驚きのようなものができあがり、いつのまにかすっかり魅せられてしまいました。

これに慣れると、どうも新品とかこぎれいなもの、妙にデザイン化されたもの、何か作為的なものをうっとうしく感じるようになってしまい、逆に日常のちょっとしたものに「美しい形」を見出しやすくなるように感じます。

会場には多国籍で時代もばらばらなものたちが、一つずつちんまりとおかれています。おしゃれな、こだわりのありそうなおばさんがいっぱいいらっしゃいました!置いてあるものの中には著書『ひとりよがりのものさし』で見たことのあるようなものもありました。

とにかく感動したのは、会場とおいてあるものがしっくり合っていたこと!入った瞬間、「うわあ」と素敵空間にため息がもれました。

最近は、ここまで土くさいというか、ばっちい感じのものは趣味ではなくなっているのですが、やはり坂田さんのセンスというか審美眼にはあたたかくも頑なで一本筋の通ったものを感じ、それが清清しいのです。

古道具だったはずが、美術館に展示されるようになる…そこにはご本人しかわからない様々な葛藤があったと思われるのですが、(図録の言葉からもなんとなくうかがえる)一方で「軟弱な現代アートよ、束になってかかってこい」とおっしゃったというのはとてもいい。

でも現代という時代が軟弱で、軟弱が力だったりするから、現代アートをゆるしてあげてくれ(笑)とも思いました。
最初あまり気に留めていなかったこの展覧会。ですが、開館60周年を記念し、同館が所有する重要文化財クラスのお宝を一気に放出するという企画趣旨を見たときから「こんな機会はめったにあるまい」と訪問を固く心に誓っておりました。

一応、お目当ては横山大観の『生々流転』だったのですが、もう、展示室は大変なことに…!!教科書に載っていた作品ばかりだよ!という展示室。鼻血モノ。

でもって普段は常設のスペースもこういう企画趣旨のために企画展スペースとなっており、ものすごい量…全部見るのに1時間と見積もってたけど、全然足らない!結局2時間かかりました。

セクションとしては、最初の日本画の展示と1950年代に焦点を当てたミニ企画が面白かったです。現代に近くなってくると、やっぱり「現代美術館」に劣るし、海外作品もビッグネームはビッグネームだけど、作品の力という点ではそこまで力を入れてみるほどのことはないかな…。ざっと流してみたほうがいいです。これ以外で見るべきものが膨大にありすぎると思うので。

海外作品のところでは、ざっと流してみていたら、おじさんが連れのおばさんに「こういうのは人気がないし、パッと見たところでわからないんだよ」と話しているのが聞こえましたが、ここらへんのは川村美術館あたりのほうがいいものがあることは、好きな人なら作品をみてすぐわかるでしょう…。

あと、具体とか高松次郎、荒川修作らへんのもそこまですごくいい作品があるってわけじゃなかったのと、もう相当あちこちで見ているのでざっと流しました。


個人的には、青木繁の『日本武尊』福田平八郎『雨』岸田劉生『麗子五歳之像』(うろ覚え)、写真(ビッグネームすぎて…)などなどが直接見られてよかったです。

あー本当に行ってよかった!こんなにすごいの久々だ!!あと、やっぱり近美は構成が地味にうまいと思う。私ごときが言うなって話ですが…。
保育園では、10月に運動会がありました。

当然、おちびのぱなこにできるわけもないのですが、一応見せ場はあるというので楽しみにしていました。

当日、ホールにはたくさんの父母、祖父母でいっぱい。その見慣れぬ雰囲気に気おされて、わんわん泣くぱなこ…。もちろん、同じクラスのほかの子も泣いたりお母さんにしがみついたり、ふらふら歩いていたりとてんでばらばら。

それでも、かぼちゃ運びという競技では、同じクラスの子はできていたのですが、ぱなこは練習でも一切やろうとしないという不敵なやつで、当日も結局マが運びました…。あとは父母の競技ぞうきんがけレースでマが異常に早く、さすがすぱしっこいなーなどと思いました。

途中、ぱなこがぐったりしてきたので、てっきり具合が悪いのかと途中で帰ったのですが、家に着く寸前にけろりと起きて、さっきまでのご機嫌斜め具合はなんだったのかと思うくらいににこにこし始めました…。

私も、運動会という遠い記憶を呼び覚まされ、強制されて何かやることが大の大の大嫌いだった子ども時代を思い出し、少し憂鬱になったので、とっとと帰って正解だったかも…。

本当に運動会って意味わからん。なんでみんなの前で命令されて動かなきゃならんのか。親になってそういう感覚もかわるのかと思いましたが、自分が嫌だったことを子どもに押し付ける気にならず、もしぱなこが嫌ならやらんでいーわと思ってしまいます…。

三十人三十一脚とかテレビでやっているのもぞっとするし、自分の子ども時代にあれがなくてよかった。無理に子どもにやらせて、しかも子どもが自分達でやりたいといいだしただの結果的に団結力が生まれただの、大人の絵空事に付き合わされて本当にかわいそう。ああいうので感動する神経も嫌いです。

子どものころって大人のことが手に取るようにわかるからこそ、誰しも多かれ少なかれ大人の顔色をうかがうことが多いのに、子どもを鍛えているんだって勘違いしている手合いは顔洗って出直したほうがいい。子どもがひたむきにがんばっている姿を見て、親が喜ぶからやるっていうのも、なんかおかしい。親のために小学校教育があるの?

そもそも目的を一にして自然発生的に集まり行動をともにする、真の意味での集団行動なら得るものもあるでしょうが、外部から強制されて一斉に同じ行動をするって北朝鮮のマスゲームとか軍隊と同じことだと思うんだが。そこから何が得られるんだろうか。先生将軍様への忠誠心か。馬鹿みたい。






この前、マが帰国して実家にぱなこを連れて帰り、土曜日に帰ってきたので東京駅まで迎えに行きました。

東京駅は復原工事が終わり、建築初期の美しい建物となっていましたが、それを見に来ている人の多いこと!なにごとかイベントでもあるのかと思うくらいでした。

東京ステーションギャラリーも新しくなり、今は電車や駅をモチーフにした「始発電車をまちながら」展が開催されています。

それを伝えたら、俄然マも「見たい」というので、3人で見てきました。

プラレールを美しいアラビアのタイル模様のように室内の壁や天井に配置した作品があったり、ICカードをかざすと、位置情報を読み取って、直近で移動した経路が3Dで表示されるインタラクティブなメディアアートもあり、なかなか面白かったです。

その中でも、影絵アートというべき?クワクボリョウタ氏の作品と、大洲大作氏の映像作品が印象に残りました。

真っ暗な部屋の中に入ると、小さな電球のついた電車が走り出します。壁には、電車が通るレールのそばにおいてある様々なもの―洗濯ばさみや定規やざるなどの日用品―の影が大きく映し出されます。まるで車窓から景色を見ているように、不思議な光景が部屋全体に広がるのです。自分がこの小さい電車に乗っているような気分になります。

影は実際の大きさを狂わせ、色のない世界に私達を連れて行くのですが、見慣れたものを組み合わせて、ファンタジックな光景を作り出す手法は、すばらしく面白い。ブルーノ・ムナーリ的というか古くて新しい作品です。



大洲氏の作品は、鉛筆で描かれた写真のような駅や線路の風景に、アニメーションを組み合わせた、静止画のような映像作品です。

誰もいない駅の構内をじっと見ていると、影のように人が行きかい始めたり、がらんとした線路を見ていると、向こうから電車が走ってきたりと、淡くゆらめくような画面の中に朦朧とした映像がくみあわさって、幻想的な光景がつくられています。詩情あふれる作品だと思いました。


ステーションギャラリーからは、復原されたドーム内部も近くで見ることができます。ショップも今風というか、かわいいものがぎゅっと置かれていました。行って損なし。