大学生になりました。
もうなって半年は経つのですが、なんせコロナの影響でオンライン大学生なもんで…
未だ大学生になった気分ではありません(笑)
ほとんど新しい友人に会えていませんが、学生時代勉強を頑張ってよかったなと思う経験も生まれたのでちょっと共有させてください。
中学生で発症し、そのときはコンプレックスも大きかったのでほとんどの昔なじみの友人には結局はっきりとは一型糖尿病のことは公開していません。
なにも聞かずにそっと察してくれた友人に甘えていた形なのですが、心苦しい部分もあったので、大学の友人には最初に言ってしまおうというのが私のキモチでした。
私的に、気を遣われることが一番つらく、なにか食べられないものとかないの??という発言をされるのがはっきり言って面倒…
単なるわがままでうやむやにしていた部分が大きいです
ですので大学に入ってからこそは!
病名、自己免疫疾患の症状、
それと共に
①インスリンさえきちんと入れていれば問題なく何でも食べられること
②時折低血糖になって動きにくくなること
③食べ放題にだっていけること (①と被ってる でも食べ放題OKなインパクトは強いですから!)
④インスリンポンプを操作することがあるが気にしないで大丈夫だということ
の情報を一気に伝えようとしていました。
しかし、初めて会った大学の友人たちは病名を聞いただけで、一型糖尿病の基礎知識を語り始めたのです。
10万人に2,3人とも呼ばれている病気を彼らがなぜ知っていたのか。
生物基礎の教科書に自己免疫疾患のコラムがのっており、模試ではまぁまぁな頻出なのです。
そこの勉強をしていたから覚えていた、と。
私は勉強を頑張った結果、東京の難関大に通えています。(オンラインだけど)
(4単位ものの理系生物選択者は自己免疫疾患は必修分野ではありますが)
私の友人は、教科書の1ページにちょっとのっている知識を日常生活に還元できるごりごりの文系集団でした。
尊敬すると共に非常にうれしかったです。
ここで私が思ったこと。
教科書の知識を日常に還元するレベルにまで勉強で落とし込むことが真の学びだな、と。
今まではどうしても自己免疫疾患というワードをいってもきょとんとされることが多かった。
また、どうして自己免疫疾患がどういうものかの仕組みを知らない人が多くて勝手に(勝手に)歯がゆかった。
学びを追求した人の環境にいると、とても生きやすいな、と思いました。
私は一型糖尿病ののビハインドがコンプレックスでそれをはねつけたいがためにがりがり勉強しました。
それが思わぬ形で報われてうれしかったです。
支えてくれているいろいろな人に感謝しました、という話でした!!