教室の発表会を例年8月にミューズパーク音楽堂で行っていますが、来年の全国植樹祭に向けて改修工事のため、今年は7月21日(日)に秩父宮記念市民会館大ホールフォレスタで行いました。

 

 

秩父宮記念市民会館は2017年に開館したホールでエントランスは天井が高く光が差し込み、柔らかな空気に包まれ、訪れる人を心地よい空間で満たしてくれます。

 

 

写真はリハーサル風景。

ホールも秩父産の「木」がたくさん使われ、1000人収容の大きなホールですが、舞台に立っても自然の中にいるような落ち着きを与えてくれます。

 

 

今年も沙織先生にご協力いただき生徒と室内楽を演奏してもらいました。

写真は、モーツァルトのヴァイオリンソナタK301を演奏する生徒さんの演奏の様子。

毎年、共演を重ねてきましたが、本格的な室内楽曲は初めて。まだ小学校4年生ですが、既に「室内楽の音」を出すことができて弦の響きと調和していました。

 

 

私も生徒さんと連弾しました。アンサンブルをすることはとても大切なことで音を聴く力、音で対話する力、拍子感を共有したりと、音楽力を育む上で大切なことがたくさん詰まっています。

この経験は必ずソロにも役立ち、演奏力の向上につながります。

 

 

講師の先生方と記念撮影。左から息子を抱きかかえる妻の紘子先生、私、沙織先生。

紘子先生には6月から4歳の生徒さんの指導にあたってくれています。リトミックも専門的に学んでいるので指導力もあり、生徒さんも毎回楽しみに通っている様子です。来年は発表会に出られるかな?

沙織先生には共演指導者として毎年、発表会に出演してもらっていますが、今年はピアノのソロも演奏してもらいました。17年前に亡くなったお母様(私の師匠)に向けての演奏、とても心に染み入りました。

 

生徒さんも保護者の皆様もご来場いただいたお客様も皆さん笑顔で満足されたご様子で帰られました。これがすべてだと思います。皆さんの笑顔を見て私も心が満たされました。夢のような時間でした。本当にお疲れさまでした。