甘美な死骸

2月

27日
前の店での送別会。
送別品をたくさん戴く。
おれが皆さんに受け入れてもらったのは何故だかわからないけど
素直にうれしかった。


28日
シュルレアリスム展へ。
アートとはよくわからないものだが、
どうやらその道に従事ている人らでもよくわかってないと音声ガイドは教えてくれた。
特にシュルレアリスムは心の内にあるものをそのまま書き殴って作品とするのだという。
そして、内なるものの多くはエロスである。
みんなおっぱいは好きらしい。
その後、六本木を徘徊し、新宿で散開。
食い過ぎた。


おれは女子が何を考えているか、わからないよ


やっぱり自分がどうにかしないと

無形

2月あたま
研修に遅刻をかまし、吹雪のヴァレンタインを凍え死んだら
そこは新しい異動先であった。
以前のエリアに戻ってきた、島流しの刑。
異動先では実力不足をより自覚する。
物や人が潤ってたおかげで、そこそこやっていたのだと…
前の職場でできたことが全くできない。
新しいルール、客層、人間関係に四苦八苦。
そして、異動を挟んでの5連勤・休・5連勤はなかなか精神と肉体を蝕んでいく。
5連勤の終わりの日には叱られた。

世の中はパンダに浮かれ、デモが起こり、海老蔵をボコり、原発を建てる。

おれは"あきちゃ"に夢中なあべちゃと酒を飲んでCDをもらった。
休憩時間にかけては、帰りたくなっている。